YouTubeで鑑賞。第4夫人として嫁ぎ男子誕生を望まれるヒロイン。夫人や召使い、女達の攻防が激化。悲劇的末路を辿る者も。夫が泊まる妻の部屋には沢山の赤いランタンが、誇らしげに燈される。それが優越感…
>>続きを読む蘇童の小説『妻妾成群』を原作とする、チャン・イーモウ監督&コン・リー・コンビの第4作。
1920年代、封建制度下の中国。大地主の家に第4婦人として嫁いだ19歳の少女・頌蓮が、既存の妾妻たちと鎬を削…
原題『大红灯笼高高挂』(1991)
監督:チャン・イーモウ
脚本:ニイ・ゼン
製作総指揮:ホウ・シャオシェン
撮影:チャオ・フェイ
編集:トー・ユァン
音楽:チャオ・チーピン
出演 : コン・リー…
建物の蒼く照らされる瓦と赤い提灯
奥行きといいシンメトリーといい
静寂の中に没入する
第4夫人となったスンリェン*頌蓮の部屋が毎回映し出され
日の移り季節の変わりと建物の表情が変わる
大学でもっと…
こんなにも閉鎖的な空間で人間らしく生きられるものか!
映像は単調だが繰り返し出てくる提灯や塔、食事のシーンが印象深く物語を支えている。
原作未読のため一瞬出てきた息子との恋愛話に発展するかと思い…
4人の夫人の思惑が錯綜する愛憎劇であり、左右対称の画面の構図、さまざまな色彩が表情を見せるこだわり抜かれた映像美映画でもある。赤い提灯、夜明けのブルーアワー、夕暮れ時のオレンジ、白い一面の雪景色、夏…
>>続きを読む◯チャン・イーモウ監督、ホウ・シャオシェン製作総指揮。
◯ド頭のコン・リーの落涙に持っていかれる。これから起こる様々な不幸の予感に他ならない。
◯第四夫人として迎えられた家での女の争いを描く。表…
このレビューはネタバレを含みます
蒼い夜の帳が下りてきて…
灯る紅い提灯の明かり…
パリッと張り詰めた…
澄んだ空気…
長崎ランタンフェスティバルの度に
幻想的で
夢のように美しい
色彩のコントラストと…
コン・リーの勝気な顔…