簡潔にまとめると中国の伝統的な建築や、豪華絢爛な赤の色使いが目立つ映像の美しさと、そこで描かれる人間の歪みが密接に結びついていてとにかく圧巻だった。閉ざされた世界が人間をいかに歪ませ、狂気へと導いて…
>>続きを読む2026-199
映像もプロットも何もかも素晴らしい
赤い提灯
女性たちが生き残るために争わなければならない仕組みがあり、その仕組みの頂点にいる男性は、ほとんど姿を見せなくても支配し続けられる、…
金瓶梅を読んでいて観たくなったからついに!いかにして女が殺され、殺しあうか、の一部始終を描く映画。
身分の差から夫人の座につけないことへのせめてもの慰みに、部屋に灯篭を飾る召使の女の子、、、あの場…
紅
籠の中の鳥たちはいつのまにか飛べなくなっていた
屋敷という閉鎖された空間で展開されていくストーリーは素晴らしく、実に見事だった。
紅と雪の色鮮やかなコントラストに完璧な構図、絵になるし、美し…
伝統から逸脱しようとしていた自分が、気づいたら伝統に籠絡されていた。
終始、屋敷の一角という狭い空間が写されているから、夫人たちがこの狭い世界で生涯を終えることに対して感じる閉塞感が肉薄してきて、息…
私にはこの映画、静かなホラーに感じた。
赤い灯籠、古い屋敷、そこに佇む女たち。映像は息をのむほど美しいのに、最初からどこか不穏で、観ている間ずっと薄暗い恐怖がまとわりついてくる。
古い中国の家制…