カラーを経てモノクロに回帰したサーク、照明意識がドイツ時代と決定的に異なる。ドロシー・マローンとの決別シーンの点滅光(光源自体は見せず間接的に窓から降り注ぐ)、ラストの照明差によって断絶される男女……
>>続きを読む最高のシネスコ白黒映画だった
こんなにシネスコを生かした横の運動に満ちた映画観たことない。
白と黒が神々しいライティングも超リッチ。
開幕のバックに見える飛行機遊園地から、リッチすぎて興奮。
息を呑…
そこはかとない不気味さといびつな哀れさに満ちた作品だった。モノクロームでシネマスコープのサーク。オープニングクレジット、海辺の移動遊園地のシーンでロック・ハドソンらが登場しクレジットされるところから…
>>続きを読むやはりサークのメロドラマはただではすまん。
ドロドロしたものを描いておきながら最後には豪腕でぶち上げてハリウッド式にまとめ上げるとこが好きなんよな。職人さが感じられて。
サークって亡命ドイツ人だっ…
2025年劇場鑑賞49本目。
ダグラスサーク、2連ちゃん。こちらはモノクロながらのシネマスコープ、オープニングがホントいいですよね、この監督。グッとキャプチャされます。で、ロックハドソン、ロバートス…
この世で一番面白い映画。
照明が凄すぎて、主人公の家でする何気ない会話のシーンですら凄い。
冒頭のカメラがパンするとドロシー・マローンの髪と服がなびくカットで、もう敗けを確信した。
飛行機の話…
画面から漂う色気たるや
とにかく陰影を生かしたモノクロのショットが素晴らしい
顔に影がかかる動きの連なりにより、関係性の深みに沈んでいくような
沈んでは浮かび上がる人間の顔に見惚れつつ、不穏さも露わ…