川島雄三監督の観る
江戸川渡った漁師町浦粕にふ
らっと辿り着いた作家を語り
部に猥雑な町の人達の日常を
スケッチした群像劇
脚本 新藤兼人
喜劇のようで喜劇でなく
悲劇のようで悲劇でもなく
「…
東宝、カラー、文芸喜劇、群像劇
出演者(クレジット順)
森繁久彌
池内淳子、左幸子、乙羽信子
山茶花究、園井啓介、東野英治郎
中村メイコ、丹阿弥谷津子、加藤武、桂小金治
左卜全、中村是好、井川比佐志…
2022年9月14日水曜日早稲田松竹で鑑賞。その夜、あのちゃん出演の「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦第9弾in富士山麓」を見てあのちゃんのファンになった。コロナ時代が懐かしい
山本周五郎…
作家先生と同じく引いた目で人々を眺める。
彼らはどうも下世話で、それがまた当時の風俗の趣きを味わうのを助ける。
それは決して猥雑なわけではなく、はちゃめちゃでドタバタの人情味を帯びた、等身大の人間模…
据え膳食わぬは男の恥とごったく屋女郎左幸子に罵られる物書き森繁久彌だが、「社長」「駅前」シリーズのイメージからミスキャストだろうと思われる。「洲崎パラダイス赤信号」に同じく橋の向こうは、遠浅の海に注…
>>続きを読む1962年 新藤兼人脚本・川島雄三監督作品 カラー 101分。東京と川を挟んだ浦粕の町に三文文士(森繁久彌)がやって来る。この「先生」と土地の人々との付き合いを描く。先生は、増さん(山茶花究)の家に…
>>続きを読む山本周五郎原作。
もっと古い時代の話かと思ってた。
舞台は浦安がモデル。滞在する小説家を取り巻く群像劇。
語り手の作家と下世話な庶民の落差が良い。
しんみりする挿話もあるが、概ね騒々しい。
癖…