数年ぶりに再見。
当時なんの前知識もなく、ヴィゴ・モーテンセンを見たくて鑑賞。そしたらこれが素晴らしい掘り出し物で当時とても感動したのを覚えている。
物語の始まりから何やら不穏な空気が漂い、事が起き…
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」(2005年)をU-NEXTで視聴。6年4ヶ月ぶり、2回目。デヴィッド・クローネンバーグ監督作。
人間社会、アメリカ社会における暴力のあり方を静かに描く。「暴力に…
田舎町でダイナーを営み、弁護士の妻と子供たち囲まれた平穏な日々を過ごすトム。だが、ダイナーに押し入った強盗たちを返り討ちにして報道され、それを機に怪しげな一団が彼を訪ねてくる。やがて、かつてトムがマ…
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まさに、暴力の歴史。
人間の愛憎を、これほど多面的に描き切った作品は少ない。
絵に描いたような“優しい夫”。家族全員を気遣い、妻に対してはまるで10代のように燃え上がる。
その感情は、間違いなく本…
田舎町でダイナーを経営しているトム・ストールは妻エディと息子ジャック、幼い娘サラと穏やかに暮らしていた。
ある日トムの店が強盗二人に襲われ従業員の女性が命を狙われるが、トムが驚異的な身のこなしで鮮や…
クローネンバーグ監督のリアルバイオレンス譚。前作「スパイダー」からドラマ指向に舵を切った監督の話題作。当時、結構生々しい暴力描写が主役の作品に、監督のことだから何か妄想系モンスターが出てくるもんだ、…
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