ラストで物の見事に引っ繰り返された。
それは何かどんでん返しが用意されていて、とかの安い話じゃあなく、最後の最後に漸くこの映画が示そうとしていたことを理解し、血液が循環し景色が変わるような体験だ。こ…
田舎町でダイナーを営み、弁護士の妻と子供たち囲まれた平穏な日々を過ごすトム。だが、ダイナーに押し入った強盗たちを返り討ちにして報道され、それを機に怪しげな一団が彼を訪ねてくる。やがて、かつてトムがマ…
>>続きを読むたぶん2回目
クローネンバーグ監督、ヴィゴ・モーテンセン、エド・ハリス、ウィリアム・ハート、でものすごい映画を期待してしまったせいか肩すかし
イースタン・プロミスのほうが断然おもしろかった
ハード…
ここ最近、世界情勢的にも改めて暴力と防衛の意味と根源について考える機会が増えている。
これは決して戦争映画ではないし、大勢の群衆同士の攻防というわけではないけれど、暴力の連鎖や小さなコミュニティか…
宇宙飛行士が有重力の地球でペンを落としてしまうように、人は血肉という血肉にまで染み込んだ習性に逆らえない。それが暴力であればなおのこと厄介。手に馴染みきったものは尾を引いて、やがて衝動と結びついて戻…
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