言わずと知れたハードボイルド映画、フィルムノワールの代表作、渋いことこの上ない。
霧に包まれたLAの雰囲気、いや、何より、ボギー演じる主人公・マーロウのタフで知的で洒落た、ある意味最強の存在のよう…
1946年。 監督はハワード・ホークス。
原作はレイモンド・チャンドラーの「大いなる眠り」。
私立探偵が殺人事件に巻き込まれるお話。
ストーリーがごちゃごちゃしすぎてて、観ててめんどくさい。
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2011/6/18鑑賞(鑑賞メーターより転載)
レイモンド・チャンドラーの生んだ名探偵フィリップ・マーロウにハンフリー・ボガートが扮した一作。本で読めば印象も違うのかもしれないが、とにかく登場人物が…
扉を穿つ弾痕の突発に目を奪われる。霧に覆われた田舎道に、画面奥からぬらりと現れる車のライトの明滅や、脅しのために路地裏でリンチを受けたハンフリー・ボガード越しに映り込む街路の濡れた光沢。毒を飲んだ死…
>>続きを読むさすがのハンフリー・ボガート。背が低い事を除けば、確かにフィリップ・マーロウのイメージに近くて、シブくてカッコいい。
そして、原作を忠実になぞる脚本。
おかげでイメージはあんまり壊れないんだけど。…