父親と違って、ジャン・ベッケルという人はずいぶん温かな映画を撮るんだな。
行ったこともないフランスの、しかも1930年代の田舎にノスタルジーを感じるのもおかしな話だが、悪い感覚ではない。
じゃあ19…
『ジャガイモには夢がない』
このリトンの一言で一気に引き込まれた。
ジャガイモは日々の糧だから、それを得る為に人は金が必要で、そのために働く。
だから夢はない。
第一次世界大戦後、世界大恐慌で…
婆さんになったクリクリが
幼少期の出来事を思い出し語る
フォーマットとなっている。
幼少期の昭和を゙思い出し
良かったな~って感じかな!
それぞれキャラが立っていて
全員が愛くるしい!
…
ずっと見たかった作品でした!
『画家と庭師とカンパーニュ』もそうだったけど、この監督は本当に田舎の風景が美しい。
舞台は沼地で、みんな貧しい小屋に住んでいるんですけど…
冒頭から、一面に咲くスズラン…
このレビューはネタバレを含みます
マレ=「沼地」ってこの映画で初めて知りました。
いつか行ってみたいと思ってるマレ地区が沼地だったとは、、
リトンがほんとーーーにどうしようもなくて、呆れ返るんだけど、登場人物は皆完璧な人はいなく…