ジャンヌダルクという少女がいて、軍を率いてオルレアンを奪還して、シャルル7世に戴冠させて、最後は火刑にされるって話、何度も聞いても映画を観ても、本当に歴史的にあった出来事とは俄かに信じられない。
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このレビューはネタバレを含みます
意外にも面白かった
ジャンヌが何と戦うのかがどんどん変化していくので特に終盤は目まぐるしくて結構複雑
前半は自分を信じてくれない王や軍の人たち
中盤は英国の兵
終盤は自分を裏切ったフランス国王、火…
ここまで狂信的な人が最後にあんな自問自答をするだろうか。。
史実でない姉のトラウマのエピソードを入れる時点でかなり穿った見方になっているが宗教観の揺らぎ、利用される聖性などある側面での面白味が多分に…
わずか19歳という幼い時を駆け抜けた少女
神は御心をジャンヌに示されていたのか
彼女が信じていた事は
とても残酷で残忍な事を呼び起こしてしまった
何が彼女をそうさせたのか
彼女は神をただ信じ疑い…
このレビューはネタバレを含みます
ジャンヌは思い込みが強く、今で言えば総合失調症を抱えていたのだと思う。幼い頃のトラウマによってそれは一層強くなり、信仰という言葉に変わって彼女の見たいように現実を解釈していく。半ば狂気のように描いた…
>>続きを読むリュック・ベッソンの良くもポップで見易い作りがスペクタクル中世と大変合っていた。乱戦のカメラのアクションに揉まれる感じとか、人物の顔打ちカメラなんかにベッソンは感じる。パリ攻撃のジルドレとのシーン、…
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