観ていてずっと苦しかった。
歴史上の聖女ジャンヌ・ダルクというより、ひとりの若い女性が信念と現実の板挟みで壊れていく姿を見ているようだった。
ミラ・ジョヴォヴィッチの演技が本当にすごい。
カリスマ…
子どものころから、ホラーやヒューマンドラマで全く泣かない(泣けない)タイプだった。けれど、この作品を見て、世界のすべての〝不条理さ〟に大号泣してしまった。
史実として見ても、ジャンヌ・ダルクが聖女…
評価低いけど割と好き。
百年戦争の英雄ジャンヌ・ダルクをリュックベッソン監督が撮ったハリウッド版ジャンヌダルク。
フランスとアメリカの合作なので勿論英語。
なのもあってあまりフランス人からの評判は…
キリスト教、神、告解、洗礼、三位一体など、中世のヨーロッパ世界観を感じられた気がする。
ランスの大聖堂でフランス王が「聖別」されて戴冠するところも面白かった。クローヴィス以来の大切な儀式だというの…
中世ヨーロッパの英雄譚の皮を被った懺悔の話…!という感じでした。
中盤まではジャンヌの輝かしい軌跡と戦闘、豪華な宮廷で描かれる貴族たちの描写など、ゴージャスな映画だなあ…と思わせておきながら、ジャ…
このレビューはネタバレを含みます
天才だと思う。こんなに面白いものが作れることに感動している。
リュック・ベッソン監督、ミラ・ジョボビッチ主演。随分昔に1回観たが、百年戦争関係の新書を読んだりしたので再視聴。自分の歴史の解像度が上…
このレビューはネタバレを含みます
ジャン・ドーロンの他、ルイやレイモンなど実在した人物も出てるのが良い。特典では当時のジャンヌの簡単なスケッチも見れる(ほんと簡単だけど)。ジョボビッチだからこそ正式な処女検査なるシーンも取り入れるこ…
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