フランスの伝説の少女の物語。
リュックベッソンといえば、悲劇のヒロインが主人公。レオンやニキータと違って、宗教が大きな要素となっているのが、私には、エンタメ映画として楽しみ難かったです。
でも、…
【ヒロインのみ】
私はミラ・ジョヴォヴィッチは好きではないが、この映画に関してはヒロインの個性が光っているとは言えるだろう。ただしそれ以外は光っていない。宗教性の扱いは難しいと思う。
それと、フ…
本作からは王道の歴史アクション大作にも、『裁かるるジャンヌ』のようなジャンヌ・ダルクの精神面にフォーカスした芸術的な作品にも届かない中途半端な印象を与えられる。
ジャンヌが神の声を聞いてから、オル…
子どものころから、ホラーやヒューマンドラマで全く泣かない(泣けない)タイプだった。けれど、この作品を見て、世界のすべての〝不条理さ〟に大号泣してしまった。
史実として見ても、ジャンヌ・ダルクが聖女…