このレビューはネタバレを含みます
1976年は高度経済成長の熱が後退し、金、政治、企業、格差への不信が濃くなっていた時期です。ロッキード事件が社会を揺るがせていた年でもあり、本作の「金に翻弄される人々」という主題は、当時の空気と無関…
>>続きを読む冒頭の鮫のシーン。
もしやと思って調べたら、この映画の前年にジョーズが公開されていた。
太一喜和子演ずる芸者のぼたんが、陽気で愛嬌があるのにどこか哀しくて魅力的。
この方の晩年も観てみたかったと、…
3度目の視聴。池ノ内青観役の人(宇野重吉)が寺尾聰のお父さんだったとは知らなんだ。寅さんのどうにもなることのない無駄な恋愛パートがほぼないが、青観のかつての恋人志乃(岡田嘉子)とのやりとりがよい。と…
>>続きを読む終戦記念日に寅さん!日本が復興してゆく中にあって、高度成長で豊かさを増す途上に寅さんはぶれずに人情を貫く。昭和の不条理な人間性もその感覚と愛情溢れる世界観は、失われた日本人の心情に突き刺さる。喉元す…
>>続きを読む男はつらいよシリーズでも人気が高い本作。
他の寅さん作品とはバランスが異なるような脚本とマドンナ・太地喜和子演じる芸者ぼたんの魅力が大きい。
前半、日本画の大家・池ノ内青観のくだりの面白さと龍野…
このレビューはネタバレを含みます
"二百万円積まれても、一千万円積まれても、この絵は譲らない"
牡丹の花の絵、牡丹の笑顔、東京の方角へ拝む寅さんの姿、何をとっても、人と人とが繋がり思いやる素晴らしさを感じられる作品。
今回も笑って泣かせてくれた。とにかく、ぼたんが可愛く、寅さんと青観先生との関わりも良かった。冒頭、小学校で笑われたくだりがあったが、見事に回収してくれ一段と寅さんの事が好きになった。
寅さん映画は…
松竹株式会社