ペレの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ペレ』に投稿された感想・評価

「ペレ」

第61回アカデミー賞で外国語映画賞、第41回カンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞した作品。監督はベルイマンの脚本を映画化した「愛の風景」のビレ・アウグスト。

スウェーデンからデンマ…

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shinichiro

shinichiroの感想・評価

4.0

◎ 霧の中から微かに見える船。
一瞬希望が溢れてくる時が何度かあったが、すぐに悲しみに押し潰されてしまう。
どこまでも無情な雪
デンマークに出稼ぎ労働者としてきた父子の絆〜成長〜別れ
悲しい音楽から…

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NEZUMI

NEZUMIの感想・評価

3.1
鑑賞記録

マックス・フォン・シドーの演技は
素晴らしい!

作品自体は階級社会の中で
貧困に喘ぎながら
それでも夢を追いかけ生きようとする
少年の話だが
まるで山本有三の「路傍の石」みたい😁

1988年製作の一大叙事詩、デンマーク出身ビレ・アウグスト監督作品、
第41回カンヌ国際映画祭パルム・ドール、(翌年)第61回アカデミー賞外国語映画賞受賞

スウェーデンからデンマークに渡る船の上で…

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遊

遊の感想・評価

-

デンマークに渡る船の上での父子のやり取りと表情、開始2分で泣かせる手筈を完璧に整えてくる
拾われて雇われてからはペレだけでなく農園で働く人々の群像劇になる、
教科書で言葉としてだけ読む「地主と小作人…

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matsu

matsuの感想・評価

3.8

カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルム・ドールを受賞したデンマーク・スウェーデン合作映画

夢を抱いてスウェーデンからデンマークに移住した、ペレ少年とその父親のストーリー

農場経営者に仕事をもらい、…

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mh

mhの感想・評価

-

デンマークの文豪にして政治家でもあったマーティン・アンデルセン・ネセの自伝的小説の第一部のみの映画化。
農奴制が濃いヨーロッパの農村で極貧生活を送る小作人親子のお話。
大きな口叩くけど臆病でなにもで…

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父親の弱さや老いを受け入れ、少年ペレが次第にたくましい顔つきになっていく姿が沁みる。

19世紀末のデンマークの、スウェーデン移民の貧困や階級社会を過酷に描写していてなかなか重たい。淡々としているこ…

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のんchan

のんchanの感想・評価

4.1

デンマーク🇩🇰のビレ・アウグスト監督は『愛と精霊の家』『レ・ミゼラブル (1998年版)』『マンデラの名もなき看守』等、大作を送り出している。
この作品は第41回カンヌ国際映画祭パルム・ドール、第6…

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zaza

zazaの感想・評価

5.0

とにかく大好きな映画。セリフがあまりないのに、目や全身で演技するペレが素晴らしいし、マックス・フォン・シドーとの相性もぴったり。事件の数々が、他の国にはないような北欧ならではの物語展開や表現で描かれ…

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