このレビューはネタバレを含みます
1. この映画は「藪池の妄想」ではないか
冒頭の立てこもり事件で、藪池の精神は一度決定的に壊れている。あそこで彼が「撃たなかった(撃てなかった)」のは、警察官としてのアイデンティティと世界の倫理が…
黒沢清のバッキバキの映像センスを楽しむ映画。
ホラー作家としての演出力はさすがとしかいいようがない。
なんのフリもなく、一瞬で怖さを生む演出力は相変わらず凄い。
色々面白いなと思うシーンがあった…
どの場面を切り取っても完成した映像作品だと思う。
内容も優れているが、とにかく全体を通じた映像の隙のなさが恐ろしい。
劇などの舞台芸術に見られる場面転換をここまで巧みに映像に昇華させている作品は、管…
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【 あるがままに… 】
黒沢監督の、曖昧とした不穏な世界観が大好きだ。
何を伝えたいのかが、またぼんやりしているのも心地いい。だからこそ今後も繰り返し観ようとも思える。
確かどこかのインタ…
黒澤清作品はcureしか見たことがなかったけど、こっちの方が好きだった。監督の作風に少し慣れたというのもあるけど、見ていて全体的に説明感が無いような気がして、それでいて別についていけないわけでは無い…
>>続きを読む犯人と人質を死なせてしまった刑事・藪池は、謹慎中にふらりと森に入り込み、1本の木と出会う・・・という黒沢清監督によるサスペンスホラー。昔観た時は難解過ぎて、この監督はホント役所広司が好きだなぁという…
>>続きを読む2000年公開。
黒沢清ってとんでもないな。
現実世界なのか、死後か、妄想か、正気か狂気かわからない。どうとっても納得がいく見事なつくり。
絵作り(撮影、美術、衣装等)にも黒沢清独特の美意識が貫かれ…
日活・キングレコード・東京テアトル