このレビューはネタバレを含みます
【 あるがままに… 】
黒沢監督の、曖昧とした不穏な世界観が大好きだ。
何を伝えたいのかが、またぼんやりしているのも心地いい。だからこそ今後も繰り返し観ようとも思える。
確かどこかのインタ…
黒澤清作品はcureしか見たことがなかったけど、こっちの方が好きだった。監督の作風に少し慣れたというのもあるけど、見ていて全体的に説明感が無いような気がして、それでいて別についていけないわけでは無い…
>>続きを読む犯人と人質を死なせてしまった刑事・藪池は、謹慎中にふらりと森に入り込み、1本の木と出会う・・・という黒沢清監督によるサスペンスホラー。昔観た時は難解過ぎて、この監督はホント役所広司が好きだなぁという…
>>続きを読む2000年公開。
黒沢清ってとんでもないな。
現実世界なのか、死後か、妄想か、正気か狂気かわからない。どうとっても納得がいく見事なつくり。
絵作り(撮影、美術、衣装等)にも黒沢清独特の美意識が貫かれ…
毒素を発散させ、周囲の樹木を枯らしてしまう一本の木。伐採をしゅちょうするものと、木を護ろうとする人との対立。カリスマと呼ばれるその木の暗喩は、多様な解釈ができる、奥深い作品。
東京国際フォーラムDホ…
最近物騒なのでサイコ映画を見た。サイコと森は相性がいいと思う。極太で緑すぎる海外の森よりも弱々しい木が多い日本の森の雰囲気が合っている。
非常に難解。久しぶりに現代文みたいにノートを引っ張り出して…
黒沢清版『エスケープ・フロム・L.A.』。周りの森を枯らす”カリスマの木”を守るか、森を守って”カリスマの木”を倒すか、どうする?と問われたら新しいカリスマの木が出来るし、それすらも役所広司は爆破す…
>>続きを読む日活・キングレコード・東京テアトル