忍者映画なので、荒唐無稽な突っ込み満載な作品と期待はしてましたが、そうではなかった。特撮、合成などは全く無し。飛んだり、跳ねたりする訳でもなく、ただ、石塀を上り江戸城の本丸に忍び寄る。忍者らしいとこ…
>>続きを読む徳川秀忠の死期が迫る中、謀反連判状を集める家光の弟・忠長。
これを奪取するため伊賀忍者が雇われるが、向こうにも根来忍者の強者が。
豪華絢爛な時代劇からリアル路線へと移行した、東映のモノクロ集団時代劇…
東映集団時代劇路線の第1作。
前半はちょっと退屈したけど、城への侵入作戦が始まる後半から俄然面白い。劇伴も最小限で緊迫の潜入劇。敵側の陣頭指揮を取る才賀は、紀州の根来衆忍者出身で、エリート集団である…
今回のターゲットは“人”ではなく“連判状”! 一瞬の油断が命取り。相手の裏の裏を読み合う頭脳戦の行方。そこで描かれる奉公人の虚しさ。そして、「17人」という数字に仕掛けられた罠!
東映の集団時代劇…
このレビューはネタバレを含みます
2022.48 *135
とある論文より
・ドロンと消えて移動するような尾上松之助時代の忍者ものと違い、(近年の忍者ものの潮流として)超人的な技はない。老化含め、あくまで現実的な身体条件の中で闘う…