ベルイマンもこんなロマンティック・コメディ撮るんやとびっくり。
まあでもキューブリック然り、やはりお金がないことには撮りたい映画も撮れないから当てにいく作品もあって当然よな。
これはこれでいいと…
思った以上にコメディだった。会話劇が楽しい。
「若者は自分しか愛さん」
「聞かない主義なの」「健康の秘訣?」
「人の話なんか聞くから体を壊すのよ。聞かないことにすればいつも健康そのもの」
「人を苦し…
1955年、当時27歳のベルイマンはキャリアを掛けた大きなピンチに直面していました。プロデューサーに「興行的な映画を作らなければ、二度と映画は撮らせない」と言われてしまったのです。芸術と商業の両立は…
>>続きを読むベルイマンの人間観察力半端ない
興行を意識して作られたからか喜劇的で後味の良い映画だけどベルイマンらしさは随所に感じられた。『夏の遊び』もそうだけどベルイマンの初期作品は男女の関係を中心とした人間関…
70点
フレードリック・エーゲルマン弁護士は昔の愛人だった女優デジレー・アルムフェルト嬢(2年付き合ったが手ひどくフラれ未練タラタラ)の芝居チケットをゲット。
結婚して2年の愛する若妻アンと観に行…
はじめは若者に、二度目は愚か者に、三度目は悲しく孤独な者に、夏の夜は三度微笑む
部屋の仕掛け、首吊の失敗、ロシアンルーレットが不発に終わること、深刻さを嘲笑いただ短い夏の夜を楽しめと言っているよう…
テーマが意外なベルイマン。興行的成功を狙ってのことで、異色な作品であるのは間違いない気がする。
人間関係が複雑なのに内容がとてもわかりやすい。最初の方で関係性をしっかり示していたのが良かったのかも…
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