風の丘を越えて/西便制(ソピョンジェ)に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『風の丘を越えて/西便制(ソピョンジェ)』に投稿された感想・評価

piro

piroの感想・評価

4.0

静かで重く、しかし素朴で純粋という言葉が浮かぶ。
韓国の伝統芸能「パンソリ」で生計を立てる親子の生き様を描いた本作は、劇中で歌がたくさん愉しめるのがとても魅力的。
圧倒的な「声」の前にただただ見入っ…

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たしか高校生の頃に観た映画。
あの長回しシーンがずっと記憶の底にこびりついている。
韓国映画の圧倒的な人間を見つめる力を感じた最初の作品。

ものすごい衝撃だった。

パンソリという韓国の口承文芸を生業とする親子の映画。

父に酷いことをされても健気にその父を信頼し続ける少女の、その過剰な健気さは常人には理解できないが、その理解できなさが少女の魅力になっている。

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パッチ

パッチの感想・評価

4.6

ラストの姉と弟の再会シーンは言葉を失うほどの迫力。
お互いの素性を確認せずとも、唄声で、語り合っている。
姉は「恨に埋もれず、恨を超え」た声を出し、
弟はその声に触れ、また恨を超えようとしているのか…

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さやお

さやおの感想・評価

3.8
映画全体のじっとりジメジメ余韻残る感はすごく好き。パンソリも心に訴えてくるものがあった。
何より、旅芸人の生き方すげえな。って感想です。
OASIS

OASISの感想・評価

4.0

韓国の伝統芸能「パンソリ」の唱者である男が、離れて暮らしていた養父・養女と再会する為に旅をするという話。

パンソリというものは初めて聞いたが、日本で言う所の能や活弁みたいなもので、太鼓の音に合わせ…

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あいつ

あいつの感想・評価

4.0

“韓流ブームの火付け”又は“韓流ブーム前の傑作”と讃えられる本作。監督は“韓国の溝口健二”と呼ばれる巨匠。韓国で大ヒットし“西便制シンドローム”と呼ばれる社会現象を起こし、韓国内で賞を総ナメ、カンヌ…

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