瞽女 GOZEの作品情報・感想・評価

「瞽女 GOZE」に投稿された感想・評価

最後の瞽女と言われた小林ハルの伝記ドラマ

「私たちはたとえ目が見えなくても耳で鼻で舌で肌で何でも見えるがね〜」
えりみ

えりみの感想・評価

4.5
新潟県が舞台なので
劇場公開時に気になったが間に合わず
WOWOW録画
実在した最後の瞽女、黄綬褒章まで授与された小林ハルが誕生し弟子を取り親方になるまでを描く半生記。
最後のナレーションでは
まだ幾多の辛苦があったとか😣
エンドロール後に本人の写真と歌声が収録されているので是非とも❗
96歳とは到底思えない絶唱♫

瞽女を題材にした映画で思いつくのは
『ICHI』
『はなれ瞽女おりん』ぐらい。
瞽女とは❓と気になった方は
本作の公式サイトをご覧いただきたい。
盲目の女旅芸人集団
G指定でええのか!?と思うような
6歳から始まる厳しい躾と
えげつないイジメ(嫉妬)描写があるので
視聴注意⚠
ー壮絶ーの二文字😱
四季折々の風景は厳しくも美しい✨
油紙を合羽代わりにする時代の話☔

娘が6歳になったら鬼になりなさい!と言われる母親役に、中島ひろ子
いつも鬼母役ばっかりで不憫になるが、
娘の将来を想う母親の覚悟が伝わる😭

過酷な子供時代を演じるのは川北のん
指から血を出し
寒声の修行に耐え
足腰を鍛え
体全てを目にして修行😩
虫を羨む😢

16歳からは新しい親方の弟子に😄
ここからを演じるのは吉本実憂
親方はおしん(小林綾子)!!
長岡瞽女屋敷は鬼滅のお館様のお屋敷みたい😁

「ありぃがとうごぜえます」
7歳の弟子にみず通しを教える際に気付く母の想い😌
かかさまを勘弁ね😭

旅は
いい人と歩けば祭り
悪い人と歩けば修行

参考文献📝
「最後の瞽女小林ハルの人生」
「最後の瞽女小林ハル光を求めた一○五歳)
「瞽女キクイとハル・強く生きた盲女性たち」
瞽女さんの事は知ってた。ハルさんという方が最後の瞽女さんだという事も知っていた。
知っていると思っていた。映画を観て、ただ識っているつもりになっていただけだったことが分かった。 何も判っていなかった。 あの時代、盲目の人達が自力で生きていくには今以上に厳しかったろうなぁと思う。
 道案内をする先導者頼りで歩く道はどれほど恐ろしいだろう? 信頼関係はどうやって結ぶんだろう?よく知らない人が自分の目の代わりになって何日も歩くって私だったら怖すぎて出来ない。人を信じ切る事が出来ない。ちょっとならいいよ?駅までとか。でも、もし山に置いていかれたら?とか色々考えてしまって怖い。 多分、だからこそ仲間内の交流が盛んだったのかなとも思う。

最後の90歳台で歌ってる声、凄く響いていてびっくりした。歌に人生が乗るってああいうのを言うのかな? 強いなぁ。
私の人生、歌になるならどんな声になるだろうか。か細い啼く様な歌にならない生き方をしていきたいなと憧れと共にちょっと強くなりたいと決意した1本でした。
・・・・本当はもうちょっと見たかったな。
おそらく商業ベースには乗らないだろうと思われる本作製作に関わったすべての人に敬意を払います。過酷な修行を経て芸を身につけた瞽女を地域の人々が招いて楽しむ文化がかつて存在し、ハンディを持って生まれた人の生きていく糧となる。まさに共生の社会が実践されていたということに感動しました。極寒の修行シーンを演じた川北のんさん、成年時代を演じた吉本実憂さんに大拍手です。
あじゅ

あじゅの感想・評価

2.0
瞽女さん、鬼の修行という感じ。将来のためとはいえ、過酷だね。
whaleman34

whaleman34の感想・評価

3.2
100年ほど前
盲目の女性が各地を歩いて周り
歌を披露する「瞽女」という
職業があったそう。

ある「瞽女」の半生を描いた作品。
全く知らなかった世界、
なかなか衝撃的な作品だった。

母親が「私たち親が居なくなれば、この子は1人で生きて行けないんだ」
と、あえて厳しく躾をするシーンは
胸に響いた…
misoni

misoniの感想・評価

3.1
瞽女といえば確か宇多田ヒカルさんのお祖母さんも瞽女だったよな。
初めは母親の厳しい躾のシーンなど見るのが辛かったが子役の方をはじめ役者さんの演技に引き込まれて最後まで見てしまった。
普段の生活や盲目の状態で山道や川を渡るのはどんなに大変だっただろう。
ハルが親方になり弟子の少女を叱る場面があるがそこで母親が何故あんなに厳しく自分に生きる術を教えたのか母親の気持ちを理解した場面に胸を打たれた。
ナレーションが少し鬱陶しく感じたが瞽女の存在が忘れられようとしている今、視聴者に分かるように説明しないと伝えたいことも伝わらないという制作者サイドの配慮だろうか。
何としても彼女達の事を今、後世に伝えなければという監督の執念みたいなものを感じた。
Keicoro

Keicoroの感想・評価

4.0
瞽女(ごぜ)と言う、盲目の女性旅芸人の事を、瞽女と言う呼び名も、初めて知った

エンドロールでこの作品のモデルになったハルさんが96だったかな、で、力強く歌う様子にも、105歳だったかな、で、2005年に亡くなったのが割と最近である事にも、驚いたけど、、

内容が衝撃的だった
けれど、このハルさんの人生を2時間位の映画では描ききれないだろうな
実際は作品で観るより、はるかに、壮絶な人生だったと想像出来るし、ハルさんだけでなく、瞽女の世界自体はもっとだろう

針仕事含め、日常生活の身の回りの事等、自分で出来る様にしつけられたそうだけど、
例えば、着物を自分で仕立てたる時の柄合わせとか、着物を着付ける時の色合わせとか、は、どうしてたのかな、、
ふと、そんな事が気になってしまった
瞽女という職業?も言葉も初めて知った。
盲目の女性が生きるために三味線や唄で村々を回る旅芸人のこと。
室町時代から存在していたとか。

今は社会制度がそれなりに発達してるけど、昔は盲目として生まれたら家の恥、お前がいるから兄弟が結婚できない、などと家からも出してもらえなかった。怖い。
そんな女性の救済措置のような仕事だったのかな。

凄い作品だった。
瞽女になると決まり旅に出られるまでは厳しい躾、そして瞽女として生活し始めたらリーダーにバチボコに理不尽にいじめられ、女社会って本当に最悪…。
木の杖のシーン怖すぎる。
『いい人と歩けば祭り、悪い人と歩けば修行』とはものは言いよう、というか悲しい思想だと思った。


これが実話というのが一番恐ろしい。
ど、どうなのこの作品…いかつすぎるやろ…と思ったけど、観た後に小林ハルさんや瞽女についてめちゃくちゃ調べてしまった。
映画以上に壮絶な人生だった。
一度は観た方が良いと思う。
nago19

nago19の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の瞽女。故郷新潟の訛りも割とうまく使ってる。新潟の峠は歩いたら厳しいけど山々は穏やかで菜の花や稲架木の景色も優しい。子を思う母の気持ちに胸が苦しくなる。ただ守ってあげられたらいいのに。ハル役の2人、小林綾子はおしんの子ども時代が厳しい環境とダブるし、悪役のフジやサヨも熱演。離れ瞽女の意味を知り、岩下志麻のはなれ瞽女おりんも見てみたい。
子どもの頃、父が盲目のあんまさんに来てもらってた。近くには盲ろう学校があった。新潟はそういう下地があるのかな。
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