父親殺しの容疑に問われた少年の裁判で陪審員として集められた12人の男たちが、評決に達するまで一室で議論をするワンシチュの会話劇。
「いやその議論どうなの」みたいなのも中にはあったけど、それも含めて…
元々短めな映画だけど、それにしても画が全く変わらないのに少しも飽きずにずっと楽しく観れた。意見が変わる瞬間とかが自然すぎて映画っていうより、普通の議論の切り抜きみたいな。それくらい自然でよかった。
…
このレビューはネタバレを含みます
12人の陪審員達による審議を描いた作品。
大方が有罪判決で決まる中、1人が無罪判決に回った事で、再び議論が繰り返される事になると。
議論が煮詰まった中で、再び話を蒸し返されるイライラ感はよく伝わ…
余りに有名な密室推理劇。青年の有罪無罪を巡り12人の陪審員達が話し合う。死刑判決のため責任は重大。当時は老若男女ではなく見解は偏る。無実主張者が有罪主張者を次々に論破して行くのが見どころ。濃密な一期…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
自らでは法廷での審理を批判的に見ようとしない11人。
しかもその内4人は最後までまともに議論に参加しようともしない2人(7と12)と、個人的感情や偏見に呑まれ論理的思考もままならない2人(3と10)…
これは思いがけず神作に出会ってしまったな。
ストーリーとしても面白いが、議論において大事なことに気付かされ普通にタメになった。
大声で偏見交じりの感情論をぶつけても、一瞬説得力があるように思えてし…
このレビューはネタバレを含みます
たったの1時間半で12人という数の人間の性格がそれぞれ理解できて、自分が直接その人と話してるわけじゃないのにそれぞれの人に対して自分が好きか嫌いかまで思えるの、本当にキャラクターの掘り下げ方が上手な…
>>続きを読む“偏見は真実を曇らせる”
12人の陪審員達による
少年の命を賭けた討論大会。
ずっと会議室で討論してるから、
ちょっと飽きそうになっちゃいましたが、
形勢逆転が見え始めてからは釘付けでした。
…