このレビューはネタバレを含みます
モラトリアム人間バンザイ!\(^o^)/な我としてはサイコーに好きな一作。
テレビ放送の英語音声で見たのに、なぜかパッケージ版はフランス語に吹替されていて気持ち悪い。吹替なので背後の音声も途切れる…
公開当時劇場で観て衝撃を受けた作品。理屈でなくたまらなく好きな映画のひとつ。アントニオタブッキの原作をフランスで映画化、ジャンユーグアングラードが主演した。インドで失踪した友人を探してボンベイ、マド…
>>続きを読むインドという土地の圧倒的に異質な存在感。生と死が凝縮する街を夢の中を彷徨うかの如く。タブッキの作品を映像化すればこうなるのだ、と唸らせられる。鏡の中でロシニョールの表情が別人かと思われるほどに一気に…
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失踪した友人を探しにインドを巡る主人公だが。
人間のからだは、ただの見せかけかもしれない。大切なことは「アントマン(個人の魂)」。不眠は、夜を現存させる。
神秘的な言葉が、悪臭漂うインドの闇を照らす…
インドの熱い夜を風が吹き抜けるように旅をする男。
それは象徴であり、存在ではない。影をなくした男。
逃げるようにすれ違う君。一体どこへいったのか。
インドの不思議と独特のにおいが漂うエキゾチック…
ストーリーは煩雑だし、主人公のアイデンティティを特定できないけど、映画は「映画」である必要がないんだな〜て思う映画。細かいところまで突き詰めると矛盾があるような気がするけど、それもこの作品の魅力なん…
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