初見なんだけど、46年にこのユーモアのセンスはギョッとする。いってしまえば1954年に日本はまだゴジラだし、成瀬は『晩菊』ですよ。
街全体を監視カメラのように天球カメラで把握してる博士がめちゃくちゃ…
天使の世界が白黒なの、『ベルリン・天使の詩』のオマージュ元かもしれない。
御伽噺のような物語なのに、どことなく漂う戦争批判の薄暗い香りが効いている。イギリス人パイロットへの裁判における陪審員が全員イ…
戦争で戦死する運命だったパイロットが、天国の事務処理の手違いから生き残ってしまう。天国の住人が人間界に降りパイロットを迎えにくるが…というお伽話のようなファンタジー。天国中の死者が傍聴する天国での裁…
>>続きを読むこりゃ良く出来ている。天国をモノクロ、現実社会をカラーにすることで、天国のファンタジー感だけじゃなく、銀河をぼかすことが出来るし、モノクロからカラーに徐々に色がついてくることで天国から現実に戻ってき…
>>続きを読む戦死するはずだった男が天国の手違いで生き残り、生死をかけて奔走することになる1946年のファンタジー。マイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガーによるテクニカラー映像が相変わらず美しい。本作は天…
>>続きを読む第2次世界大戦中、戦闘で死ぬはずだった英国軍パイロットが天国のミスで生き残ってしまう。
印象的なシーン
・墜落間近の戦闘機で無線の相手に恋
・天国はモノクロ 手違いで警報
・自分の影 裸の男の…
235.3145
地上はテクニカラーで奇麗だね
天国への階段はエスカレーターです。
本監督の有名作はみているが、頭一つ抜けてのファンタジー感。世界観は好きだがあまり入り込めず。テクニカラー合成も…
マイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー監督作。
『黒水仙』(1946)、『赤い靴』(1948)の黄金コンビ、マイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガーの共同監督作品で、死を免れた英国兵…
天国にも裁判があるという設定の面白さ。
イギリスのことを悪くいっていたアメリカ人検察官がいたが、現代でこの裁判が行われた時、今度はアメリカに恨みを持つ人たちがたくさん居るだろう。
愛は天のために、…
死ぬはずだったところを天国のミスで生き延びた男が、本来するはずのなかった恋に燃えるロマンス・ファンタジー。死生観や愛についての哲学的な題材が難しくない描き方でとても面白かった。
現世はカラーで、天…