最初、状況がよく掴めず、中盤くらいまでは一体この作品の何が評価されているのかがよくわからなかった。
主人公が老境に差し掛かる第三幕に至って、人生の浮き沈みを経て酸いも甘いも噛み締めた老兵、ありし日…
英・独、両国将校の友情が2つの大戦をまたいで描かれていた。敗戦国側となり虜囚の身となったら自分もテオと同じ態度を親友にとってしまうなと思った。ナチス支配の国を捨て、騎士道精神を貫こうとする主人公を諭…
>>続きを読むいつまでも終わらなければいいのにと思う2時間40分だった。意味も分からず引き込まれる冒頭のドタバタからスムーズに40年の時を跳躍する場面転換の上手さ。
大いなる幻影のピエール・フレネーとシュトロハイ…
マイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガーのコンビは映画づくりのプロ中のプロだっていうのがわかる。『赤い靴』とかも面白かったし、映画史においてかなり重要な二人だと思う。
20世紀初頭に生きた軍…
廉価版DVDで観たから白黒だったが、本当はカラーらしい。でも、白黒でも良かった。
映像よりストーリーと人物と空気感が命みたいな映画だと思った。
奇妙な友情で結ばれた二人の軍人。一人は同胞、一人は敵…
マイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー共同監督の軍人の生涯を丹念に描いた作品。英国らしく生真面目ながら遊び心を感じさせる渋いオヤジが全面フィーチャーする「プライドと誇り」の物語と言える。
…
この映画は、英国軍人クライヴ・キャンディの人生を描いている。彼のキャリアを通じて、友情や愛、戦争の影響がどのように彼の人生にインパクトを与えたかが明らかにされる。物語は、彼の若いころから年老いた時期…
>>続きを読む南ア戦争後ロンドンに帰ったクライヴ中尉がドイツの英国批判の噂を聞きベルリンへと向かう戦争映画
第二次対戦中に制作されたとは思えないほど攻めた内容、2時間40分の長尺にも関わらずサクッと省略し綺麗にま…