太宰作品の映画化として、最も適切な演出だったのではないだろうか。
太宰の生き写しのような自殺願望の強い大谷(浅野忠信)に、
何度も裏切られながら支える奥さんを松たか子が好演。
現時点で間違いなく彼…
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授業で。
映像作品として良かった。
太宰は大谷を造ったのであって、
大谷=太宰ではないという部分は理解できたけれど、私は太宰の願望を感じました。
作品と作者を安易に結びつけることは良くないとよく…
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作家の太宰治を投影している自伝的作品。
繊細で傷つきやすく酒と女と金にだらしないナルシストの夫(大谷)を支える妻(佐知)の愛の物語。
2010年4月18日に一度鑑賞しているが、その時の一言メモでは…
太宰治作品のような純文学の素養はありませんが、この脚色は、破滅的な愚行をくり返す男性作家の妻をめぐって、終戦直後の女性の“現在地”を切りとった物語だと解釈しています。
当時の女性たちは、“生きづ…
主人公の佐知がたいそう魅力的な妻でとても良い
好きな男の為に万引きしたのに
「私を牢屋に入れてはいけません!たった一度の過ちなので許すべきだ、若い私の人生をめちゃくちゃにしないで」と堂々と嘆願するシ…
原作の世界観を役者らが忠実に再現してる所が好感持てた。
理屈じみて、娯楽の酒と女で自らを窮屈に縛り付ける。そんな男を支える内縁の妻。松たか子の謙虚だが芯の通った和風美人な演技は流石と思う。
幸福につ…
ヴィヨンの妻は受験期に問題ででてきて気になった作品だな。誠実で献身的すぎる妻に驚いた記憶。
ここまで綺麗なまっすぐまでくると美しい。
妻夫木くんこういう役似合いますなぁ、どんな役でも好きですけどぉ。…
フジテレビジョン パパドゥ 新潮社 日本映画衛星放送