ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』に投稿された感想・評価

4.0

2人の色気が凄まじい。
浅野忠信演じるどうしようもないクズなのになぜか惹かれてしまうダメンズの魅力とはこういうことかと痛感させられた。
松たか子の役も可哀想に見えて中々ぶっ飛んでいて面白かった。
原…

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3.8

プレイボーイであり、乱れた私生活、他人には書けないような文章を書く文筆家、そして自殺願望がある… となればまんま太宰治自身をモデルにした作品。そして【ヴィヨンの妻】の妻役は太宰の妻、津島美知子がモデ…

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Hiro
3.3

まあ、もんのすごい夫婦なんですな。
最初は夫の方が狂っているように見えるんですが、女房の方がぶっ飛んでる事に気づきます。

女房なのか?女と呼ぶべきか?
夫は奔放に生きているだけで嘘つきには見えない…

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最近あらためて文学大事と思う。ウエルベックは「読書のない人生は危険だ」と言ってた。ほんとにそうだと思う。分断問題の原因も文学が読まれなくなったからって気がする。それに文学はかっこいい。オジーぐらいか…

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eri
3.9
恥ずかしながらよく知らずに、太宰本人が主人公の実話かと思って途中まで観ていた。登場人物がみんなぴったりで良かった。松たか子が特に素敵だった。面白かった。
i
3.2
淡々としてた。
嫌いじゃないです。

ヒモだからねと言って妻の稼いだチップを攫ってくの、ヒモとして真っ当すぎた
配役のイメージがピッタリすぎる!

時代が違いすぎるせいか、感情移入はできなかった

悪い女、悪い男の話
3.5
浅野忠信の太宰見たさで鑑賞するも最終的には松たか子にもっていかれました

今までに観た太宰原作の映画では1番いい。妻を寝取られた男をコキュって言うのね。
退廃的な夫、貧しい家庭、そこから自分の足で立ち上がる女性っていう図式が、敗戦後間もない日本社会の姿と重なる。
男は弱く…

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いつものように原作未読で恐縮なんですけども。

私小説が持つ、卑屈なナルシシズムを渇いた質感で見事に映像化させている感じがあります。

男性性としての神格化された女性像の中で、一番タチ悪く気持ち悪い…

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