大道芸人と相棒の女の旅を描いた巨匠フェリーニの傑作ドラマ。
「この世の中にあるものは何かの役に立つんだ。」
初フェリーニ作品。
自分の存在価値とは。孤独とは。男女とは。人生の様々な要素が詰まった…
名作と呼ばれる理由が分かる。自民党の成立、スプートニク1号の打ち上げ、コカコーラの日本発売開始、原子炉の始動...と戦後経済復興に進む1957年の日本において鑑賞した人達はこの結末をどのように受け止…
>>続きを読む野暮なことを言うけどザンパノの演技にびっくりするほど感動した。
咽び泣きました。
淀川さんは言っていました。ジェルソミーナは天使だと。私はジェルソミーナを一生忘れない。彼女の涙も笑顔もラッパのメ…
テーマソングがとても良かった!
最初はどっからどう見てもイヤな男だったが、最後に男目線と女目線がすり替わってそれぞれの生きる〝道〟、な、作りが面白いと思った。
でも最初は子どもの身売りかと思って『…
アザミ顔という言葉を初めて聞いた
何とか向き合おうとしていたジェルソミーナと最後まで向き合わなかったザンパノ。
ひとりの人間の大切さに気づくことが出来なかったザンパノが迎えるのはどうしようもない虚無…
名作は名作。まだ10代の時に初めて見てイタリア映画とはこんなにも鮮烈で、心を奪われるものだと驚いた印象がありました。本日、大人になりまくったこのときにこそと、もう一度鑑賞。フェデリコ・フェリーニ&ア…
>>続きを読む男が女を振り回す作品の系譜。ヴェンダース『パリ、テキサス』の元ネタの一つだろうか。『パリ、テキサス』同様に本作『道』もいまいちハマれず。ザンパノはなぜ粗暴に、常に怒りを抱えているのか。それは大道芸人…
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