大道芸人と相棒の女の旅を描いた巨匠フェリーニの傑作ドラマ。
「この世の中にあるものは何かの役に立つんだ。」
初フェリーニ作品。
自分の存在価値とは。孤独とは。男女とは。人生の様々な要素が詰まった…
孤独を堪えられない男と、自身の存在意義の保証のために男と協働せざるをえない女の共依存の話としてみた。この時代からこのテーマを選択することそれ自体がすごい。雑技団や教会といった安置に身をおけずどうして…
>>続きを読む静岡のガールズバーの刺殺事件が起きた時、何となくこの映画の登場人物であるザンパノが脳裏に浮かんだ。古今東西、昔も今も、事件を起こした男のようなメンタルをもつ輩は居なくなることは無い。
知的障害を持…
ただ、好きだと言えばいいだけなのに、その手段を知らないから粗雑になる、各登場人物の愛らしさが本当にたまらなかった。
側から見れば本当に嫌なやつなんだけれど、それこそ人間なのではないかと思わされた。
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