オゾン監督作品4つ目。
やっぱりおもしろいなー
時々すごくゾワッとするシーンが必ずある。
解説も映像特典でついていたので見たら、深い理解ができてスッキリ。道具、色などにひとつひとつ意味があって、、
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【二人だけの世界】
生活/人生を共にする男女二人の意識/記憶の融和は、もはや一人の男でも女でもなく[一つの生きもの]なのかもしれない…、[夫婦]とゆう名の生きもの…。
多くの映画・ドラマが愛を…
愛する誰かの失踪と不在。物語の導入部はアントニオーニの「情事」のようだ。海岸で突如行方不明になる夫。妻は彼を捜し求め、いつしか夫のまぼろしと同居するようになる。現実と虚構が入り混じり、その境界線がど…
>>続きを読む亡き夫のまぼろしと決別できない女性の姿をシャーロット・ランプリングが好演。
同性愛者のオゾン監督ならではの視点で描かれる女性の姿は、寂しく滑稽であり、むしろ悪意さえ感じる。
それでも作品に好感が…
平凡な愛すべき穏やかな日常。それは彼女がそう信じていた'まぼろし'だった。25年連れ添った夫が失踪…いない夫が受け入れられない。巨漢の夫の'重み'が欲しい。’愛の嵐'で初めて観たシャーロットランプリ…
>>続きを読む愛する人を失った女性のその後を描いた切ない大人のヒューマンドラマ。
ストーリーはわかりやすく、シャーロット・ランプリングの名演も文句なしに輝いていて、評価されるべき名画だとは思ったが、個人的には…
人生を熟知したような人にしか撮れない映画。この映画を撮った、フランソワ・オゾンはゲイであるからこそ、あの若さで叙情的な部分を繊細に表現できたのだろう。言葉少ないシャーロット・ランプリングの演技には、…
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