サンダカン八番娼館 望郷に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『サンダカン八番娼館 望郷』に投稿された感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

おキクさん…
男から1つずつ取ったものばい、
人生おつかれさまだなぁ。ほんと。

おさきさん
田中絹代さん…
"人にはそのひとそこひとの都合ちゅうことがある"
素晴らしいな、
てぬぐいー
なんて泣け…

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ju
5.0

このレビューはネタバレを含みます

おサキさんの家屋は捨て猫やムカデ→都会の人なのに家に上がってくつろいでくれた。⇔息子の実の嫁との対比

なぜ得体の知れない旅人を息子の嫁と称して紹介したのか?

おサキさん:からゆきさんの生き残り

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龍馬
4.2

最近の映画は、すぐに忘れてしまいがちだが、昔の映画でもインパクトのある映画は、いつまでも記憶に残っている。

これは昨年神保町シアター映画館初鑑賞した1974年熊井啓監督が山崎朋子のノンフィクション…

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「からゆきさん」という言葉が日本で広く知られるきっかけとなった、山崎朋子の同名ルポルタージュの映画化。ボルネオの港町サンダカンで働かされてた娼婦(田中絹代)の半生が回想で語られる。

田中は『西鶴一…

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kazue
4.5
田中絹代さんの映画初めて観た
名前は知っていたが
どの人なのかわからず検索した。
5.0

女・弱者、被害者vs男・強者、加害者の単純二項対立と学級委員長みたいな栗原小巻の偽善性が鼻につくけど素晴らしい作品。
高橋洋子の絶望。
水の江滝子の貫禄と侠気。
そして遺作に相応しい田中絹代、畢生の…

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山崎朋子の「サンダカン八番娼館-底辺女性史序章」が原作。広沢栄と熊井啓が脚色、熊井が監督した、熊井の、そして田中絹代の代表作の一本となった。「からゆきさん」の存在、虐待を描いた作品。テアトル池袋にて。
5.0

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絶対見ようと思ってはいたけどなんとなく見るのがためらわれた作品…。ノンフィクションを物語にするというやり方、男性が「女郎」を描くこと、どれをとっても正直不安しかなかったがまあ一番の問題は原作にたいす…

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天草で出会った女性(オサキさん)の家に3週間泊めて頂き話を聞いた女性史研究者の記録。
明治時代~戦前、戦中の貧しい日本では、少女達が海外に身を売られ娼館で働かされていた。おさきさんのかたりの形式から…

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4.3

友人の熱烈な推奨があり、いつか見たいと思っていたが、やっと観る機会を得た。田中絹代というのは不思議な役者である。時代の波と貧困に翻弄された女性の晩年を実に自然に演じている。老いと孤独そして諦観、それ…

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