冒頭にネタバレかましてくる。
だからこそ最後まで展開が気になる。
ケヴィンスペイシーって、本当に目つき一つでガラッと印象が変わるからすごい。
歪でもまだ家族としての形を保っていた頃より、崩壊してから…
このレビューはネタバレを含みます
『アメリカン・ビューティー』とはバラの品種名
「豊かな家庭の象徴」「官能の象徴」
父の薦めで観たのは20年前。
再鑑賞してみたけど、全てを理解するのは難しい。
風に舞うレジ袋が美しかった。
また…
惨めな父、苛立つ母、不機嫌な娘、不甲斐ない息子、、現代家族の病理を凝縮したような家庭から、ある日を境に自分の人生を主体的に歩む事に決めた父。
ケビンスペイシーの縁起が秀逸。皆が型にハマった幸せや美を…
アメリカの小説や映画には、核家族の崩壊をモチーフとする優れた作品があり、たぶんそれらの多くは、1949年に上演されたアーサー・ミラーによる戯曲『セールスマンの死』を雛形(ひながた)としているのだろう…
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何事も見かけによらない…終盤に向けていくつかひねりがあっておもしろかった。
お父さんが貧相で残念な中年に見えてたのに、セックス前に一瞬セクシーに見え、最後には良い父親に見えたり。
主人公の友人が経験…