ジャン・グレミヨンの観る
高原にポツンと建つホテル
「守護天使」に集まる男と
女の狂気的な恋愛ドラマ
パリから高原訪れたデザイナーのミシェ
ルがバスで到着
彼女を乗せた山間走るバスを捉えたロン
…
狂人続々集まってきてるのに高所のローアングルと霧がかかった舞台でしっかり不安感を漂わせる映画で流石だ。ポール・ベルナールの転がる様を傍観するしかないのにそこから列車に轢かれるやりすぎ感が素晴らしい。…
>>続きを読む濱口竜介が名前を挙げてた作品を見ていこうシリーズも終盤戦。(ネットに転がってる範囲では)
特大ホームランが来た。序盤のダム建設現場の滑車?の降下から映画内の運動がこれでもかというくらい爆発していた…
ロメールとカサヴェテスをひと通り観終えて濱口竜介のルーツを理解した気になってたらなんかジャン・グレミヨンも濱口を語る上では外せないみたいなことになってきて、仕方なくチェックしようとするも配信はおろか…
>>続きを読む豪勢な映画だった。
オープニング、豪快な発破と斜面を転がり落ちる無数の小石。一転して、眺望のよい坂道を登るバスから降り立つマドレーヌ・ロバンソン。ここは清水宏の『明日は日本晴れ』みたい。コイバナの舞…
曳き船といい、この作品といいグレミヨンは過剰であり、そこが魅力である。今作は山の上にあるホテル、爆破、ゴロゴロ転がる石、ミニチュアワークでのカークラッシュなどなど過剰で妙な組み合わせな、変なメロドラ…
>>続きを読む石が次々に地面を転がってくる画が強烈。仮面舞踏会の光景はパッと見は楽しそうだけど裏にある人間関係のもつれをふまえると途端に不気味に。また男が銃を手に取るたびにイヤな緊張感が漂う。全体的にスリラーの味…
>>続きを読むとにかく話がめちゃくちゃおもしろい。自然光の撮影とバイク・車のシーンの早回しがすごい。
普通の作家なら舞踏会のシークェンスで大団円を迎えて終わるんだろうけど(このシークェンスはそれほどまでにとてつも…