ヒマラヤ無宿 心臓破りの野郎どもの作品情報・感想・評価

「ヒマラヤ無宿 心臓破りの野郎ども」に投稿された感想・評価

雪男の発見に成功したヒマラヤ探検隊の隊長(片岡千恵蔵)が、裏に潜んでいる巨大組織の悪事に気づかされる。片岡千恵蔵をフィーチャーしている、無宿シリーズの第2弾(最終作)。

雪男を演じているのは、相撲からプロレスへの転向歴をもつ俳優・羅生門(黒澤明監督「用心棒」にも出演しており、ジャイアント馬場と間違われることが多い)。本作では、「ウォー!」「ダァ、ダァ」としか喋らない、身内には優しい原始人キャラをギクシャク気味に熱演している。

ニセの雪男役で見世物ショーに登場する中年男(進藤英太郎)とグラマーな女性ダンサー(筑波久子)の芸人コンビが実質的な狂言回し。本物の雪男を庇う隊長と悪徳組織の板挟みに遭いながら、喜劇を牽引していく。雪男情報のリークに関わる隊長の妹(佐久間良子)もトランジスタで美しい。

トボけた感じのエンタメ路線から、唐突な時代劇演技への転換がものすごく面白い。雪男のキャラ設定に疑問符が浮かぶけれども、ビックリマークとクエスチョンマークの連続性にエンタメの真髄が見受けられる。
かろうじてギャングモノの筋をなぞっていた前作と違い、もはやジャンルは不明。
雪男○○みたいなナンセンスイベントの繰り返し。

そのまま突っ走ればよいものを、ラストに申し訳程度の銃撃戦が展開されたせいで、かえってこじんまりとした印象に。
白熱する銃撃戦の横で棒立ちの雪男…
とも

ともの感想・評価

3.5
上田吉二郎が普通にしゃべってるの初めて聞いた!
本人役の久保菜穂子、三田佳子…
『アマゾン無宿』に続く無宿シリーズ第二弾らしいがまったくの別物でこっちはつまんない。
ただ東京タワーから下を見下ろすシーンがあるがどこの田舎?と思い驚愕。

ヒマラヤ登山隊隊長の千恵蔵が雪男を日本に連れ帰った事から起こる騒動の話、進藤英太郎は筑波久子と組んで雪男ショーで雪男になりきる芸人役で笑わせる。

ニュー東映 1961年8月13日公開