ふたりの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ふたり』に投稿された感想・評価

1991年公開の大林宣彦監督作
尾道が舞台の作品の一つ
本作の映像素材の質は良好
150分の長尺作品
同時に撮影されたらしい2話分のNHKドラマ版は未鑑賞
前編を通して主題歌が繰り返される
大林宣彦…

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うーん…個人的な感想としては、奥菜恵と一色紗英のドラマ版の方が好きだなぁと思った

一見すれば姉を失った妹が幽霊の姉に見守られながら成長する通俗的な物語である。
しかし本作の真価はそのプロットの単純さの外側にあり、映画が時間と場所を編む方法――尾道という具体的な地層を縦横に縫い、死…

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ちゃ
4.0

美人姉妹がすぎる、けれども親友の真子ちゃんとの二人関係、とも読めるし岸部一徳のトレンディドラマのおかげで家族のテーマも入ってきて風呂敷は広い
何気ない日常シーンでも常に何か起こりそうな緊張感のある演…

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ノスタルジックで儚く美しい姉妹愛。
このままどこかへ消えてしまいたい……という願いと、遺され生きる者たちの苦悩。
父親の口から時々飛び出る言葉に時代を感じ、父親と娘の恋人のような関係性を見て森茉莉を…

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aco
3.0

事故死した優秀で実直な姉と、姉に頼ってばかりいた自尊心の低い妹との奇妙な共同生活を綴る。「新尾道三部作」の一作目。

周囲から常に姉と比較され、姉の幻影に捉われた可憐な妹を演じる石田ひかりが素晴らし…

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Nao
3.5
女子学生は亡くなった姉の姿が見えるようになる。赤川次郎原作の新尾道三部作。『ハウス』に尾道三部作を混ぜてノスタルジックにしたような印象。尾道の猫が可愛い。地獄のような第九と花火。草の想い。
t0ni
-
大林雨、大林空
尾道の道が少しだけ地元の神社に向かう道に似ていた

昔原作読んだことあるけどほぼ忘れてた。とても自分好みな系統の映画だった。
最後の30分以外はひたすらに美しい映像と音楽だった。
これ観てから尾道行けば良かった。
痴漢が持ってたヘッセの車輪の下は何か…

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 なんだか嫌いになれない映画。

 内容は陰惨、ストーリーは煩雑、音楽は強引で、演出も相変わらずの大林監督。そして、相変わらずのノスタルジーエンジン全開。

 でも、何故か嫌いになれない。それは、尾…

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