豚と軍艦の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『豚と軍艦』に投稿された感想・評価

いかにも今村昌平なアメリカンならぬジャパニーズ・ニューシネマの傑作

男が情けなく女が強かなのも今村節
だから終始笑える
勘違いの連続から悲劇へ至るクライマックスなんか爆笑物

ラストの冗長さだけが…

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撮影は姫田真佐久で、いかにも彼らしいカットもあれば、カメラワークを使ったすごい長回しも(監督のテイストか?)。シネスコの横長画面に3カ所ぐらいポイントを作った情報量の多い場面も。

美術の中村公彦は…

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 1961年・今村昌平監督 山内久脚本の作品です
 マーティン・スコセッシ監督お気に入りの邦画だとかなんとか。。。今村“重喜劇”✨

 時代設定はいつかなぁ?ハッキリ分からんけど…横須賀で米兵(特…

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4.0

日活フィルム・アーカイブにて鑑賞。

今村昌平監督×長門裕之主演。
横須賀を舞台に、米軍に寄生して生きるチンピラがやがて自滅していく様をエネルギッシュに描く。

吉村実子演じるヒロインが米兵に犯され…

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戦後日本が抱え込んだ依存と欲望の相関図をきわめて肉感的かつ滑稽な筆致で露呈させる寓話である。
米軍の残飯を豚に食わせ、その豚を人間が食らうという循環は単なるグロテスクな設定ではなく敗戦国が自らの身体…

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4.0

これは、、こんなに豚を使う映画は実際に撮影できたのはこの時代だからだなぁとクライマックスの映像にただただ感動していました。その映像を撮りたかったんだろうな、、そこに向けてストーリーを作ったのかなぁと…

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tomoko
4.2

ところどころコメディ要素も入れつつ、埋もれている現実を見せてくるの上手い。全部現実を見せられるとキツイから。誰の行動がバカだったとか愚かだったとかそう言う問題じゃ無い。貧しさ、これは国が見捨てた国民…

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4.3
車を運転しながら観てたからあんま覚えてないけど戦後の古い映画は良いね
sobayu
4.0

作中も1960年くらいなのかな。加藤武のファッションいかす。丹波哲郎のタトゥーは独特すぎる。長門裕之は可愛い。
とにかく長回し。
中国人のバーテン役の城所英夫という人は雰囲気ある。死ぬのが怖いから殺…

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3.7

久々に。冒頭 の長回しでスコセッシを思いだす。まさかねと思ったら スコセッシ 豚と~ 観てるとのこと。守備範囲ひろいなスコセッシ。

下世話過ぎる 波止場 という感じかな。生活感、ストリート感が む…

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