豚と軍艦のネタバレレビュー・内容・結末

『豚と軍艦』に投稿されたネタバレ・内容・結末

「てめえたちゃ豚だな」というひとことを言わせるためにここまで金つかえる会社なんだっけ、日活って。今平は緊張ではなく弛緩した映画を目指すべき監督だったんじゃないのといつも思う。

今村昌平6本目。
終始どういうテンションで観れば良いのか分からなかった。
スカジャンの似合わない長門裕之がピンのシーンは昔のカラオケビデオのように感じてしまった。
スカジャンが横須賀ジャンパーの略称…

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どう撮ったか、
おぉーという長回しワンカットがいくつか
続き、期待値も上がる。

敗戦後の庶民の生活の過酷さや
拝米メンタリティがうかがえる辺りも
興味深い。

ただ、どうしても長門裕之はじめ、
あ…

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アメリカ文化に酔いしれて、アメリカ兵のおこぼれに群がるバカヤローな状況から立ちあがろうという気概が見えた
上に吊るしたカメラがグルグルするシーンはよし
01:11:15あたりの、道路の真ん中に立つ貫…

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これはもしかしたらとんでもない映画かもしれない。ジャンルをいうなら動物パニック映画か。ウイラードが鼠なら。まさかの豚でのそれ。とにかく異色中の異色な歴史的怪作というべきだろう。映画マニアぶってやれク…

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終戦後の基地の町で生きる人々のエネルギーや逞しさ。
眉をひそめるような手段であっても、なんとか生き延びよう、一旗揚げようとする人々。
欣太のように、夢を見て単純にいいように使われていく若者も多かった…

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戦後すぐの時代、
いい暮らしを夢見るヤクザの舎弟である主人公欣太と、その恋人の春子。

米軍の残飯を飼料として畜産業を営むという設定や、欣太と春子のたどる運命から、
日本とアメリカとの関係性が非常に…

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素晴らしいエネルギーに満ちた作品。
他人の笑い声がどれほど不愉快に聞こえることか。笑いに溢れた世の中はきっとそんな良いもんじゃない。
正直細かいプロットの割によく分からん部分が多かったけれど、全然楽…

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日本の映画っていいなと思った作品のひとつ。

敗戦後の横須賀。
経済的にも、精神的にも負けて負けた日本。
日本が豚で、アメリカが軍艦という
タイトルに込められた皮肉。
「狂ってなきゃやってられない」…

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吉村実子に対して長門裕之はやはり演劇的なコテコテの演技に感じてしまいそこは残念なのだが、人物配置が凄く、川島雄三のエッセンスを引き継いでるように感じる。同空間にいる人を適切な場所に配置してカメラがパ…

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