10代の頃に見た記録だけ残していたけど、細部が全く思い出せなかったのでこの度再見。ごく個人的な映画だと武は言うが確かに、誰かに見せることを全く意識しないでカットが紡がれているように感じた。それもあっ…
>>続きを読む北野武が、「赤いロープでつながれて歩く男と女」という画を撮るためだけに、無理矢理に120分弱のフイルムを繋ぎ合わせたような映画なんだけど、でも、映画作家の欲望としては、至極真っ当な欲望でもある。
…
【吉沢京子の落魄】
(以下は本作がロードショウ公開された2002年のレビューです。吉沢京子は、1970年前後には人気絶頂のアイドルで、当時の若い男はみな彼女を嫁さんにしたいと思っていました。)
…
西島秀俊が菅野美穂の腰に赤いロープを結んでダラダラ歩いていく映画。
西島秀俊も菅野美穂を人形浄瑠璃の人形に見立てつつオムニバス的に、ヤクザの親分と昔の恋人の話とアイドルとその追っかけの話が絡んでい…
人形浄瑠璃の恋模様の実写化
〈感想〉
⚪︎北野武監督史上最も謎深い映画
北野監督が手がけた「あの夏、一番静かな海。」以来のラブストーリー作品ですが、自分にとっての初めての北野武発ラブストーリー…
2024年 51本目
北野武監督作品芸術枠の1つ。3組のカップリングによるオムニバス作品といってもいいだろう。「愛・狂気・死」をそれぞれの視点から描いており、ほとんどのセリフをカットし、とにかく映…