春夏秋冬どのシーンも綺麗だった。北野武×菅野美穂、西島秀俊に加え、衣装や久石譲の音楽はここまで輝く。恋なんてしなければこんな苦労はしないだろうに。でもこの苦労こそが幸せだとこの映画は教えてくれる。特…
>>続きを読む北野映画において、最も重要な工程は"編集"だと思っているのだが、今作はその実験が辿り着いた一つの完成形のような作品だと認識している。
映画から漏れて落ちてくる少し先の未来は酷く無機質で怖さを孕むし、…
無駄のない誠実さ
赤い糸
静寂のシーンが多くて映像の力が凄かったはずなのに隣の隣の軽音サークルunpluggedの部室から練習の爆音が聞こえてきて不快になってしまいそうになった。なった。
騒音があっ…
とにかく好き。美しい。
取り残された花嫁かわいそう。ここまでするなら、親の言うことなんて聞かずに突き通せば良かったのにと思わずにいられない。
色とりどりで好きなシーンはたくさんあるけれど、お弁当…
北野作品のピーク
思重強儚
監督の愛を描き尽くしている
2人が歩き続けるシーンをこんなにも愛おしく眺めていることが出来る映画は他にないだろう 文楽、和装を使って日本文化、
そして日本の四季を美しく…
自殺未遂をしたショックから記憶喪失し幼児退行化した妻の佐知子を半ば誘拐し逃避行する夫の松本、何十年も前に男と約束し毎週土曜にベンチに座りながら待っている良子と足を洗ったヤクザの元組長の出会い、交通事…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます