日本以外全部沈没の作品情報・感想・評価

「日本以外全部沈没」に投稿された感想・評価

納品書

納品書の感想・評価

3.3
ふざけて楽しめる余裕に、何か癒しを感じます。今は出来ないからかな。
♪ このまま狂おうか それとも生きようか

えーと。
これから“やってはいけないこと”をやります。それは何か。本作のことを真面目に語ることです。何しろ、筒井康隆先生独特の筆致を再現したコメディ。真面目に論じるほど、バカバカしくなるのです。

が。
僕は「教育委員会の手先」と言われてしまうくらいに四角四面な人間。適当に済ませるのは許せないのです。勿論、映画の感想に他作品からの引用や、歌詞を無断コピーするなんて以ての外。許せませぬ。ぎぎぎ。

だから、本作も真面目に論じます。
そうしなければ我が国は没落するだけであり、天上天下唯我独尊的な某大国の為すがまま、我々は死地へと向かわねばならぬ。あゝ、我らが臣民よ、屍を超えてゆくのだ、一億総火の玉だ。ぎぎぎぎ。

但し、本作。そう、本作においては。
筒井康隆先生へのリスペクト、すなわち尊敬の念が溢れているのは朴念仁でも分かる話。ゆえに原作者御本人が登場し、ハリウッドスターに向かって十円五円と無遠慮に値踏みをするのも至極当然、愉快痛快。

勿論、それが許されるか、は別次元の話。
言うならば、目の前にある大便に向かって「おいこらおまえは何故に大便なのか」と問うてみても何も答えるわけがなく、寧ろ答えだしたら施設に収監されるか、錯乱して外に飛び出して車に撥ねられるか。どちらにしても便所の花が散るが如く、大名行列を優先にしたまえ。ぎぎぎぎぎ。

つまり、結論として。
平成の世に昭和のブラックジョークを再現するなんて、すごい勇断、あるいは蛮勇。何とかに刃物を怖れる世の中に一石を投じた名作として語り継がれてもおかしくないのですが、世の中すべて、僕以外の存在はキ×ガイなのですから、評価されなくても仕方がない話。ええい。滅べ。すべて滅んでしまえ。

※ ※ ※

まあ、そんなわけで。
上記の文章を「つまらない」と笑い飛ばせる人に向けた作品。もしも真正面から捉えてしまった場合は…絶対に鑑賞するのはやめたほうが良いと思います。安っぽさと真っ黒な冗談に腹が立つだけでしょうから。

それにしても、こういう文章なら幾らでも書けますよ。たのちいなあ。
完全にタイトルに一目惚れ😍圧倒的C級臭を漂わせていたのでレンタル。小松左京の「日本沈没」が原典。

期待通りのおふざけ具合に満面の笑みで鑑賞していたが徐々に悪趣味がすぎやしないかコレとブラックコメディー感に違和感を抱きはじめる。
原作はあの名作、アニメ版「時をかける少女」や「パプリカ」の筒井康隆さんであった🤭

物凄くふざけた低予算のチープな映画と侮るなかれ、映画タイトル通りに、もしなったらをシニカルに描いている。権力、貧困、性差別等テーマが沢山詰まっていました。
ラストも良かった。🕯
2度目は見ないけど...

104/2021
campanule

campanuleの感想・評価

3.5
過去鑑賞

筒井氏の原作を読んでからの鑑賞
ナンセンスさが良い
seri

seriの感想・評価

2.0
新夜にテレビで流れていました
滅茶苦茶なストーリーだなと思いながらも、ばかばかしさも突き抜けるとほんの少し興味深くなるなと思いながら最後まで見てしまった
ラストシーンはある意味衝撃的、二度と観ることはないと思うがこんな作品もあって良いんじゃない
地球大暴れ 圧倒的日本中心社会
雑に日本以外の国が沈み(というより赤く光って消える)、海外から人が日本に押し寄せる。そして日本人やりたい放題ブラックジョークで外国人をコケにしまくる映画。

GAT(外人アタックチーム)の圧制、外国人エキストラを踏み潰す特撮番組を娯楽として楽しむ等困惑してしまう演出も多いが、なんとか観れた。捕鯨問題のやつは個人的に面白かった。

街が破壊される特撮はとても爽快感があってよかった。特に藤岡弘、のシーンは爆笑してしまった。ペラペラ日本も好き

外貨の価値がマイナスになるほど外国人の生活は困窮している描写があり、それに加えてうまい棒が10万円と物価がかなり上がっていたようだが、日本人は影響受けないのかとずっと気になってしまった。どうなの?
母親は7人姉妹の末っ子でお姉さん達の嫁ぎ先も片田舎に殆んど皆住んで居たので従兄弟達も近所に住んでおりかなり影響を受けた
特に二つ上の従兄弟達には少し憧れもあり妹しかいない僕はよく金魚のフンのように付きまとって色々と教えてもらった

その内の1人が漫画、小説、将棋を愛する人で色々と借りてよく読ましてもらった
その中の筒井康隆の短編の映画化作品


当時の記憶では星新一、小松左京そして筒井康隆がSF御三家として紹介されていたように思う

個人的な印象は星先生は爽やかで子供向けちょっと不思議な藤子F的作風
小松先生は壮大なスケールの大きい王道的作品が多いイメージ
SFというよりはヤバイ作品や危険な作品も多い藤子A的な未だに一番好きなのが筒井康隆作品の数々



筒井康隆原作作品
小松左京原典として表示されている日本沈没のパロディ作品

小松作品は沈む日本から海外に日本人が移住する話だがこの作品は逆に日本に各国の外国人が押し寄せる話


人の醜さを全開にさせたブラックコメディ
かなりの上から目線で村野武範さん演じる総理大臣が軽薄すぎる😁
各国の人が見るとかなり怒られる内容😅笑
藤岡弘、さんが本家とパロディ作品両方に出演しているのも凄い😁
そして筒井康隆先生本人もチョイ役で登場
映画化の条件の項目に何処かに自身を必ず登場させることとの一文があるとか。。😁笑
都市伝説で聞いたことがあるけどアニメ作品の「富豪刑事」にまで登場されていたのであながちホントなのかな😆笑

案外今の移民問題もこの作品に近いのかも。。
外国人って差別用語なのかな。。



以下ネタバレ



今回は結局日本も沈み全世界無くなります😅
あの川崎実監督作だけあって
しょうもないのはしょうがない。
「コアラ課長」「ヅラ刑事」
とかを期待しちゃうとだめ。
アタクシには退屈すぎ。
drynoppo

drynoppoの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

小松左京原作の超有名作品のパロディー。しかし、描かれるのは、沈没後の世界。スペクタクルはないので注意。

タイトル通り、日本以外全部沈没しているので、アメリカや中国、ソ連の首脳が日本に避難している。みんな日本のお世話になっているので、当時(今でも)の国家間の力関係が逆転。その様子が首脳間の会話で表現され、卑屈な大国の姿勢が滑稽に描かれる。

殆んど酒場での会話で進むので、気力体力がないと睡魔に負ける危険大。私は、深夜放送をたまたま発見して見た状態で、完全に負けました(笑)

筒井康隆原作なので、結末はシッチャカメッチャカ、だったと思う(笑)
これは酷いパロディ、世界の危機でもこれほど明るい日本人でありたい。
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