初恋のきた道の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

我儘の起源

「娘の心を持っていった。」
誰が見ても盲目になっている彼女の目線がとても印象的。
ピュアという単語はこの恋のためにあったと思う。
賭けみたいな食事の時間、身分の違いも距離も厭わない熱量…

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日本で言えば百恵&友和のような作品（特に初期三作）。
チャン・ツィイー（章子怡）の為のプロモーション映画、百・友も初期の作品は初々しく仄かに文学系の匂いがした。
どうしてもそれと重なって見えてしまう…

前日観た空中庭園があまりにも演出過多だったので、ちょっとスッとした映画が観たくてこれにした。たしか母にDVDをもらったんだった。
最近はまた一部でカテゴライズというか物事を単純化した言説をネットでは…

これは、名作。
中国の雄大な自然と、寒村に暮らす心優しき村人達。親と子の絆。
そして、穢れなき恋愛を正面から描ききったさわやかなタッチ。

父の急死の知らせを聞いて、村に帰ってきたユーシェン（スン・…

昔午前十時の映画祭で観て絵の美しさが印象に残ってたが、久しぶりに観てあらためてそう思った。
ヒロインが美しいのはもちろん、撮り方もセンスがいいんだよな。
あと山村の風景とヒロインの赤い服とのコントラ…