黒沢清ぶっち切りのベスト。最高すぎ。黒沢清が家族を描くとこうなるのか…。キョンキョンが「この家のお母さん役は誰がやるの?」という台詞は、親父と母さんが家族のことで喧嘩するたびにこれから脳裏に浮かぶと…
>>続きを読む黒澤監督は本当に人間をよく知っているし愛してくれてるんだなと思う。他の黒澤映画はある意味、それでいて現実も突きつけるようなラストだったけど、今回は違った。こんな気持ちよく見終われたのはトウキョウソナ…
>>続きを読むこれ、なんの気になしに最近たまたま観てみたのだけれど、今観るといろいろ興味深い。
だって、この作品が公開された時点では「リーマンショック」も「年越し派遣村」も無かったはずなのに、公開してすぐにそれ…
個人的に黒沢清監督映画と相性があまりよくない。
終盤から置いてきぼりを食らう映画が多い印象。
しかし、今作はとてもよかった。特にラストが最高だった。
そこに至るまでが苦行。苦行というと語弊を生むかも…
家庭の破壊と再生。
相変も変わらず、ロケーションが良い。家の前の道路の立体的な構図。電車のライトが差し込んでくる線路沿いの自宅。橋桁下の炊き出し場。
暗雲とした前半を大いに盛り上げている。
良いロ…
次男が給食費をこっそりピアノ教室の月賦に充てる場面、小学生が1人で習い事のお願いに来たら、普通ならその場で保護者に電話して確認取ってから了承すると思うけど、この映画だと「そう、じゃ来週からいらっしゃ…
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