これで現存する山中貞雄作品は全部観た。
不勉強で河内山宗俊というのが実在の人物とは知らなかった。
主演はお馴染みの河原崎長十郎と中村翫右衛門。まだ10代の原節子や20代の加東大介が出ているのも興味…
用水路での殺陣やばいな… 横移動撮影も見事
雪が降るショットもすごいし、原節子のアップショットもウルっとくる。撮影の良さもあるけど改めて原節子の女優力にカンドーした
中村翫右衛門が口で折った爪楊枝…
このレビューはネタバレを含みます
読み方はこうちやまそうしゅん。
山中貞雄監督が天才だと言われる理由がわかった気がする。
要素が非常に多いのだが、散らばらず、ものすごく面白くまとまっていて、さらにラストで想像を掻き立てる終わり方…
原節子と「あまざけ」の看板だけでうっとりする。加東大介も若かったけどすぐわかったし、緊張感も出しつつ、彼が話していると何故か安心する。河原崎長十郎は市川雷蔵ぽかった。自分の耳の力では音声がうまく聴き…
>>続きを読む水路激狭アクションがとにかく良い。狭いところを捉えた固定カメラから横移動のアクションになるかっこよさ。何度も2つのカメラを行き来する坊主の最後の顔。
ただ、台詞が聞こえなくて原節子弟がほんとに心中し…
前進座を見ていて楽しい!
話はウディ・アレン的に込み入ってて意表をつき先行きが読めず、インサートがコミカルで楽しく、天才山中さんのほかの作品にも共通して感じるが、後半の方が構図やテンポ編集などぐっと…
原節子特集上映にて。
江戸っ子の喋りを戦前の音響で聞くと3割くらいしか分からない(泣)英語でもいいから字幕が欲しい。
15歳の原節子はというと、当初から現場で「声の出し方が映画向きではない」と言われ…
河原崎長十郎かっこいい、、
ラストシーン、空いた口がふさがらない状態で見とれた🥲
池波正太郎が映画の評論に書いてたけど、最近は女性が映画を見なくなったと(最近って池波が歳食ってから書いてるから昭和…
山中貞雄の映画、初めて見た。
よくテレビで、小津と親交のあった人物としてピックアップされているの見たけど、若干ヨイショされてるかと思っていたら、大間違い。昭和十一年の映画とは、思えない新しさを感じた…