このレビューはネタバレを含みます
同監督作『丹下左膳餘話 百萬両の壺』が面白かったのでこちらも。通ずる雰囲気はあるものの本作の方がシビアめ。とりあえず弟が終始ダルいので胸糞不可避だろうと覚悟はするものの、まさかの終わり方にビックリ!…
>>続きを読む【ドロンとベルモンドみたい】
山中貞雄の映画は、だいぶ前にどこかの名画座で『人情紙風船』を見てスゴイと感心。今回はBS録画での鑑賞。
声が聞き取りにくいし、画面もあまりシャープとは言い難いが、時…
山中貞雄監督作品は初めてだが、セリフが聞き取りにくく困った。展開の面白さは感じることができず、役者の魅力で勝負の感強し。特にデビュー作という原節子の存在感はさすがで、スターのオーラとはこのようなもの…
>>続きを読む山中貞夫監督の現存する3作品の1本。昭和11年26歳時の作品。デビュー2年目16歳の原節子が出演。
江戸の講談を元に映画化。情婦が営む居酒屋に居候する遊び人(茶坊主)・河内山宗俊(河原崎長十郎)と…
江戸時代から僅か半世紀後の作品ということもあり、当時は実際にこういう感じだったんだろうなと、当時に思いを馳せながら観ることができた。
肝心の物語はというと、音声が聞き取れず、全然フォローできなかった…
音声が聞き取りにくい。娯楽作品を観てるのにストレスが溜まる一方。ストーリーも必然性に乏しく取ってつけたように思えた。数回しか会ってない甘酒屋の娘のために大の男が命を掛ける。いくらなんでもそれはないよ…
>>続きを読む天保六花撰、という題材は好きで、小説などは色々読んでいましたが、クリエイターによって、かなりキャラクターに違いがあるんですね。この作品は、人物を我々の身近な設定にして、尚且つ、健気な少女の為に奔走す…
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