このレビューはネタバレを含みます
立ち込める霧の中を蠢く光と影に喜劇な運動が浮かび上がる
余りに幻想的な霊能者の登場、遂に役立つコショウ
ウディ・アレンの運動、彼だけが成し得た喜劇的運動
こんなような霧に包まれた街での幻想的な一夜を…
ずっと薄暗く、湿度と霧に包まれた状態
全体的にはミステリー調が覆いかぶさる
ストーリーは取り立てて言うこともないくらい
あちらこちらで発生するショート・ショート
プチコメディの積み重ね
そんな…
「人間には幻影が必要だ。空気が必要なようにね」
フリッツラングやキャロルリードのクラシカルで怪しげなムードの中繰り広げられる、ウディアレン節ニューヨーカー四方山話。
俺はアーティストだからと結…
メリエスとドイツ表現主義のパロディというか、「影と霧」というタイトルが表すように、そのジャンルが持つガワから作った映画。影が生む二面性、姿をぼやかす霧は実存の危機みたいに主題と合わせて機能させてるけ…
>>続きを読む夜のひとびと ****
時は1920年代、中央ヨーロッパらしき架空の都市に連続絞殺魔が出現する。街は恐慌に陥り、自警団が組織される。アレン演じる事務員が駆り出されるのだが・・・
と書くと…
すでに世界中の映画関係者に評価されたウディが豪華キャストで描くコメディ。ジョン・マルコビッチ、ミア・ファロー、ジョディ・フォスター、ジョン・キューザックそれにマドンナまで登場する。個人的にはドナルド…
>>続きを読む馬車馬が続き、近頃はまたフィルマークスをおサボりさんな私ですが、そもそも私がフィルマークスで1番モチベーションにしている事は「ウディアレン作は全てレビューする」と言う事。もちろん、誰にも頼まれてない…
>>続きを読む