キューブリックのハリウッドデビュー作。
時間軸を前後させる手法はタランティーノの原点じゃないんかな。古典にして名作。
この後なんやかんやでハリウッドが嫌になり、イギリスに移って伸び伸び映画を撮る…
85分とは思えない密度。
60年代前後はこういうラストが多い気がする。
強盗シーンは、それぞれの出来事を時系列順に一気に描いた方がいいかも?とは思った。
その方が最後に向かってボルテージが上がるか…
序盤のモノローグで告げられる、まさにその通りに、ピースが一つずつ嵌まるがごとく、各人物の各時点での行動が明かされながら、オープニングのレースシーンを同じカットで何度も反復させていく後半がとてもスリリ…
>>続きを読む★1996年に続き2回目の鑑賞★
キューブリック初の60分を大きく超える長編映画で、彼の才能が評価されるきっかけとなった作品。
85分という短尺ながら、主だった登場人物10人程度の性格描写や…
このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ面白かったなあーこれを28歳でつくってしまうのがやはり凄すぎるキューブリック。
げんなまにからだをはれ、なのね。
終わり方最高すぎて声出た。
200万ドルが宙に待ってそれを哀愁漂っ…
ラストの札束が舞うシーンの流れと理由に圧巻と興奮wwww
わかりやすいストーリーラインだけれど、絶妙に歯車が狂っていく感じと時間の流れがかなりタイトで緊張感のあるポイントをそのままの時間の感覚でや…
カッコいいなぁ…ばっか思ってた。
キューブリックはよく“神の目線”なんて言われてて、自分はそんなモノが本当にあるとは全く思ってないけれども、画面の落ち着くべき所に人間が収まってる感じとか予定説っぽい…