映画化の難しい小説であることは想像がつく。それを思えばよくここまでの映画を作ったと、当時の映画人たちの熱情を思う。この映画が公開された1953年は日本が独立した翌年で、朝鮮戦争下だった。
109分…
昔故郷にいた頃地元の労働組合のイベントで上映されたとき鑑賞していたのだが、ソフトを入手したので久々に見直す。
これが監督デビュー作品となる山村聰の演出は手堅い以上のものは感じなかったが、それでもダ…
分かりやすい雇用者vs労働者の対立を描いている。
戦後の鬱屈としたムードを打破する作品を撮ろうという意識を感じる。
ラスト、労働者は与えられる仕事を淡々とこなすことが美徳であるとするプロバガンダなの…
蟹工船での過酷な労働の日々の後、
監督に船員たちがクーデターを起こす話。
監督がわかりやすく横暴で、
船員たちを粗末に扱うだけでなく、
船医の言うことは聞かないわ、
近くの船が困っていても見殺しに…