NARC ナークの作品情報・感想・評価

「NARC ナーク」に投稿された感想・評価

レベルの高いフィルムノワールという風合いでかなりの雰囲気を持つサスペンス映画ですね☆
ノワール作品と言っても、主人公は麻薬捜査官で過去に捜査中に女性を誤射して死なせてしまい謹慎中の男でした。演じるのレイ・リオッタで、潜入捜査官で殺された捜査官の事件解決を担当する役目でした。
過去の自身が持つ苦い経験と殺された潜入捜査官に似た部分を感じて、過去のトラウマに悩まされながらも捜査を懸命に続ける重厚さは見応えありです。
アメリカを舞台にしてることもあり、麻薬捜査官の挙動にもかなりのリアリティが
ありました。その生々しさがあるからこそ、私はワンシーンずつ没頭して鑑賞できました。捜査の過程で登場するスラム街の住民たちもあまりに演技が巧すぎて、これもまたリアリティをより高めたことと思います。
ラストも衝撃的で個人的には好きです。低い評価はできない作品だと思います。
USK

USKの感想・評価

4.5
終始シリアスで不穏な空気漂わせているが、ガイリッチー映画を彷彿とさせるスタイリッシュな映像やBGMで非常に観やすい。

細部から騙してくる巧妙な脚本で、ラストまで誘導されるがままの状態をキープさせられる。主演を務めた二人も実際に刑事かと思わさせる演技で見入ってしまった。

また本作はミシガン州デトロイトを舞台とした作品であり警察の容赦無い暴力や隠蔽等、今年話題となった『デトロイト』で目の当たりさせられた警察の実態までよく描かれている。

メジャーな映画を用いて例えるなら刑事版『ボーダーライン』。
たぼ

たぼの感想・評価

3.5
真っ直ぐなまでの正義感が産んだ哀しき運命―

サスペンス映画としては結構良い部類に入るのではないだろうか。
刑事役のレイ・リオッタも良し。
さと

さとの感想・評価

4.0
麻薬捜査官のサスペンス。
ストーリーも面白いけど、それ以上に見せ方が上手だなと思った作品。
ストーリーもすごく面白かったし俳優さんたちの演技もよかった。
地味だけど見はじめたら一気に引き込まれる作品だった。
xxxxx

xxxxxの感想・評価

4.4
普段なら、まず観ることのない『アクション』の棚に置いてあった隠れた超傑作。

なんで、この映画をclipしてたのか覚えてないけど、超良かった。

これをアクションのジャンルに置くなよ…

超濃厚な人間ドラマ。
主演の2人が凄すぎる。

観る価値十分。

レイ・リオッタ。
当然名前は知ってるし、顔も見たことあったけど、彼がレイ・リオッタって今日知った。

もっと言うとレイ・リオッタって女だと思ってた……。
myco

mycoの感想・評価

-
ジョーカーナハン監督は結構好きなので鑑賞。
事件の犯人逮捕の為にコンビを組んだ男2人が捜査を進めて行くに連れ。。。という感じかな。

レイリオッタの演技がめちゃめちゃ良かった!!!
もともと目が印象的だけど、この役は特に眼力がすごい。

サスペンスの中では、流れも好きだし最後も好き。
akino

akinoの感想・評価

3.6

予想してたオチとは少し違ったので、割と楽しめました。
ただあいつらに罪をきせようとしたのは謎だったけど。

見ている人少ないけど、割と良作だと思います。
映画のつくり(映像、編集、ロケーション、etc)がメチャかっこよかった、渋い!
まこと

まことの感想・評価

3.8
今ではすっかり四番手五番手の役が多いレイ・リオッタの主演作

ポリスアクション映画ですがレイ・リオッタなのでどことなく血の匂いが漂う作品

画面分割など映像手法にも趣向が凝られていて今観ても十分楽しめます
糸くず

糸くずの感想・評価

4.0
デスクでの仕事に戻りたい麻薬捜査官と相棒殺しの犯人逮捕に燃える刑事のバディムービーとくれば、互いの立場を越えた友情か共犯関係の泥沼が定番といったところだが、この映画は一味違う。

妻を亡くし子どももいないヘンリー(レイ・リオッタ)にとって、相棒のガルベスはただの相棒以上の存在だ。ヘンリーは、ガルベスとその家族を守る責任を自ら背負っている。彼を失ったショックは大きく、妻子に暴力を振るって捕まった男を警察署でボコボコにするくらい情緒不安定だ。

一方、ニック(ジェイソン・パトリック)にとって、ガルベスは赤の他人である。しかし、麻薬密売の潜入捜査官だった点で重なるところがある。ニックは停職中だった。その理由は子どもを人質にとったジャンキーに対して発砲した際に流れ弾が妊婦に当たり、胎児が死亡したからだ。彼がデスクワークを望むのは、このショックが直接的な原因だ。

この物語の肝は、二人が平常心を保っていられないこと、二人とガルベスとの距離感の違いにある。ヘンリーとニックとでは見えているものも追いかけているものも違う。同じものを追っているようで、実は違う。彼らには友情も共犯関係もない。常にピリピリとした雰囲気が支配する。

ニックは、潜入捜査の経験や捜査資料を繋ぎ合わせていくうちに、ヘンリーへの疑惑を抱く。ニックとヘンリーの地道な捜査から浮かび上がってくるのは潜入捜査の孤独と過酷さが人間の精神を蝕んでいくことだ。ニックが自らとガルベスを重ねることで、その苦痛が身に迫ってくる。

貧相なジャンキーにしか見えないジェイソン・パトリックのキリキリとした冷たい孤独、守るべきもののために感情を爆発させるレイ・リオッタの怒り、どれも記憶に残る熱演だ。二人にとっての代表作と言っていいと思う。