「沈黙の三部作」の最後を飾る作品だが、前半は意外なほど素直なジュブナイル・ロードムービーとして始まる。
まだ見ぬ父を探して、幼い姉弟がドイツへと向かう。無賃乗車して列車を降ろされ、知らない土地を歩き…
長回しを活かした映像が印象的だった。雪を見上げるシーンは忘れられない。ラストの霧の中の風景も印象的だった。
トラックのシーンを境に話の重みが増していき、オレステスとの別れや抱擁も良かった。
独特…
額縁に納めたくなるようなロングショットの美しさ。ただ内容がド鬱すぎて衝撃…。数年前に見たパトリシア・マズィ『走り来る男』からデカ車に目がないのですが、姉弟を遮るようにフレームインするデカ車は本作の男…
>>続きを読む無防備な希望を抱いた子ども達が欠如したパーツを求めて外の世界に出てみたら、そこには暴力が広がり、人間の暖かみやアートは衰退し、アーティストは徴兵され、なんの誇張もなく性的暴行の匂いさえも漂っていて、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
子どもに見せるにはあまりに辛い寓話。
父親を求めてドイツへ向かおうとする姉弟、冒頭から不意に聞いてしまった真実を拒絶してなお旅に出る。行く先々で体験する厳しく容赦ない大人の世界。特にレイプの描写は見…
アンゲロプロス。ありがとう。
僕は、最近悩んでいた。
観客の望むカットとテンポ感が自分には、作品が観客側に寄り添い過ぎているような気がして、見れば見るほど疲れていくのだ。
この映画は間違いなく独自の…