投げ節お仲を演じた久慈あさみの艶香が、次郎長一家の物語に奥行きと個性を拡げている。石松と追分三五郎との出会い、展開の若々しさに比べて、おとなしくなった次郎長の影が薄く感じた。マキノ雅弘監督の視点は、…
>>続きを読む9分過ぎあたりで二度反復される、暖簾/提灯が微かに揺れているショットが素晴らしい。セット内を吹き抜けていく風がこの先起こる争いを遥かに予告している…とは言い過ぎか。石松が全財産を使い果たしてしまう賭…
>>続きを読むもう寅さんと登かよな男はつらいよそのもの編。旅先の旅情もくわわりそれも時代劇だから江戸情緒満載でもう最高。マキノ雅弘監督独特のバラエティ番組のような演出構成で。ラスト30分。シリーズメインストーリー…
>>続きを読む石松別れ,揉め,助け,立替,賭場,石松勝負,月,湯覗き,刀持ち出し,戻り,賭場お仲現れ,石松頭下げ,最後2回イカサマ,三両戻し,三五郎許し,温泉入り,三味線弾き,鰻屋,空き酒猪,酔っ払い走り,温泉飛…
>>続きを読む荷物でのアクション繋ぎや足元のショット、歌のハモり、牢屋での反乱、斬り合いながらの妹の押し付けなど安定して面白い。お湯に歪んだ月から上にパンして久慈あさみを映す流れが素晴らしい。森繁久彌のお湯への…
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