かったり〜から死んじゃおってな感じで川に身投げした流浪の男 腕を広げたり閉じたりする謎の心肺蘇生法で水抜きされて、彼を助けたブルジョワ家庭に転がり込むんだけども、靴ひとつ磨くだけで家中を無っ茶苦茶に…
>>続きを読む放浪者・ブーデュ。命を救ってくれた書店主の家での狼藉の数々。90年前でも、世間の物差しでは色眼鏡で見られ、眉間に皺を寄せられ、という感じだったのだろう。それでも、滑稽モノとして、映像作品としても問題…
>>続きを読むルノワールといえば『ピクニック』にみられるような自然の風景を美しく切り取るような映像だと思っていたが、むしろ意図的に演劇的な演出を取り入れているのかもしれないと最近考えるようになった
今回の作品で…
ピクニック同様、川が映されるところがとにかくめちゃくちゃ綺麗で最高なのですが、序盤のキモポエマーセクハラおじさんこと本屋の主人の全台詞にかなりくらってしまい、結構しんどかった。使用人の女の子は本当に…
>>続きを読むセーヌ川を臨む野外の街並みと野生的なミシェル・シモンが生々しい。
車道越しの道を横切るシモンを遅れて追うカメラなど、ドキュメンタリーに近づく表情を見せている。
シモンを居候に迎えてからの、どこかだら…
自殺しようとして川に身を投げた放浪者を、古書店の主人が助け、自宅に住まわせるが、あまりにも価値観が異なることから起こる騒動を描いた作品。ブルジョア社会への風刺なのかもしれないが、あまりにも放浪者の行…
>>続きを読む害悪な発達障害的おじさんを見せつけられて悶々としてしまったけど、最後はもう圧倒的規格外さでどうでも良くなった。
説明や描写を省いてスイスイ進んでいく感じが、男のペースに掻き乱されて全部持っていかれて…