放浪者のブデュはセーヌ川に身投げするが古本屋の店主レスタンゴワに助けられる。ブデュは感謝どころか横柄な態度で居座る。
印象的なシーン
・レスタンゴワは使用人といい仲
・犬に逃げられたブデュ 身投げ…
凄く不愉快でした。
なんやコイツ としか思えません。
ワイ的映画史上最低監督ジャック・タチのユロ伯父さんよりヒドいかもしれません。
公開当時フランスでは、観客の暴動に備えて警察が出動したそうです。…
まだ19世紀と地続きといった風情の、ナチス侵攻を受ける前の戦前のパリ。
ヌーヴェルバーグのゲリラ撮影のように当時のパリの街並みが映され、その「外」からやってきた浮浪者の男が、「内」として整然とたた…
自殺をしようとした人を救命した人が表彰されるやつなんなんだろうねと友人と話したことがあるんだけど、それのコメディ。自殺しようと川に飛び込んだ放浪者をブルジョアのオジが救命する。その独特な心臓マッサー…
>>続きを読むジャン・ルノワール監督作品!Blu-ray所有してます✨
🇫🇷物語🇫🇷
人生に絶望して、もう死にたいよとばかりに川へ飛び込む浮浪者プーデュ。
そこへ古本屋のレスタンゴワが助け、家に連れて帰って、ご…
台風一過のような、奔放すぎる怪男の立ち振る舞いと再放浪
「わきまえなさい」の後のキョトンとした間が絶妙。
覆水盆に返らず、ではなく
元々溢れていた水は盆に収まることはない
という寓話。
この…
アマプラのおかげでジャン・ルノアール作品を観ることができた。まだ「ゲームの規則」は未見なのだが、こーゆー古い〜時代の映画を配信メニューに入れてくれているのはありがたい。
本作は未見で予備知識もなかっ…
めっちゃイライラしたけど、見事な映画ではあるし、格差社会を風刺している点でも上手いので何も言えない。とにかく空間の使い方が巧みすぎる。演劇的にも感じる人物の出捌けを重ねていくつものレイヤーがひとつの…
>>続きを読む偽善と欺瞞に満ちたブルジョワ社会を風刺しているが、ルノワール自身が上流階級側で生きていたのがなんとも面白い。
ある家庭に異物が混じり、家族の本性が炙り出され次第に逸脱していく過程は、森田芳光の『家族…