リヴェットにおける演劇は大抵上演に失敗しているなと思った。オーティス・レディングを「聞き飽きた」と言っていた気がする。彼氏をストーキングしているときに、明らかに目が合ってる。ドラムたたいてるところ好…
>>続きを読む凄いものを見た。新文芸坐で252分+講義付き。ラシーヌの『アンドロマック』のリハが延々と続き、演出家とその妻の関係が徐々に壊れてゆく。映画を見ている観客→ジャック・リベットの映画→映画内のテレビ撮影…
>>続きを読む舞台の稽古と、その芝居の演出家と女優のもつれた愛憎。二つの軸をぐちゃぐちゃにしての四時間半。俺のなかでは一周回って「映画内での演劇」は駄目なんじゃないかなと最近思っているが。まあ堂々と自由に、誰にも…
>>続きを読むおー、親密さ!四時間半。リハーサルのシーンはひたすらにつまらなく、クレアと主人公のシーンはひたすらに面白い。ハリウッド的時間軸に慣れ切った我々を裏切りつづけといて、後半の中盤にホークスに先祖帰りする…
>>続きを読む新文芸坐シネマテークで上映+講義を5時間46分堪能。物語の枠組みを破壊するジャック・リヴェット。劇リハーサルとドキュメンタリー、監督の妻との私生活が奇妙に入り混じる。前半の不穏さから崩壊へと向かう後…
>>続きを読む舞台演出や舞台構成について学びはあるものの鑑賞時間に見合ってるかは悩ましい。
ストーリーが乏しくなればなるほどルッキズムが前面に出てきてしまう。
フランスの体育館にも肋木があるのか、と思ったらス…
【鑑賞メモ】
長い。
映るのは、延々と続くどこか覇気のないリハーサルと、セバスチャンとクレールの自宅、ほぼこの二つのみ。リハーサルの場面は同じ台詞が何度も繰り返されて、進捗のなさや停滞感、先が見えな…
濱口監督の「親密さ」は本作へのオマージュだったのか、と鑑賞中ずっと考えていた。(あの不自然に細かい日付のテロップはここから来ていたんだな…)
リヴェット長編三作目にして、ルノワールの言に倣い、偶然…